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Interstage Mobile Application Server V1.2.0 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

第2章 導入時のトラブル対処方法

IMAPSエージェントからIMAPSサーバに接続できない。
原因
ファイアウォールでWebサーバのポートがブロックされています。
対処
Webサーバのポートを解放してください。
IMAPSエージェントからHTTP接続できない。
原因
認証定義でHTTPが許可されていません。
対処
認証定義のcookie-secureの値をfalseに設定してください。
セットアップ中に「There is a process already using the admin port xxx」というエラーが出て失敗する。
原因
hostsファイルにお使いのサーバのIPアドレスが記載されていません。
対処
一度アンセットアップを行い、hostsファイルにお使いのサーバのIPアドレスを記入し、再度セットアップを実行してください。
Linux
セットアップに失敗する。
原因
IMAPSで必要なLinuxのパッケージが不足しています。
対処
「導入ガイド」の「動作基本ソフトウェア」を参照して、不足しているパッケージをインストールしてください。
セットアップに失敗したときの手順がわからない。
対処
セットアップに失敗した場合は、アンセットアップしてから、再度セットアップしてください。
セットアップ時に、Failed to create tenant.と出力されて、ビルトインデータベースのセットアップに失敗する。
原因
jeepass.txtで指定したAS_ADMIN_ALIASPASSWORDの値がOSのパスワード規則に従っていない可能性があります。
対処
jeepass.txtのAS_ADMIN_ALIASPASSWORDの値をOSのパスワード規則に従ったものに修正してください。その後、imunsetupコマンドでアンセットアップを実行した後に、再度imsetpコマンドを実行してください。
Windows
Windows環境でセットアップしたが、「プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。」というエラーが大量に表示され、セットアップに失敗する。
原因
IMAPSのサービスを起動するのに時間がかかり、それ以降の処理が正常に行えていません。
対処
アンセットアップし、再度セットアップを実施してください。セットアップ時は、他のアプリケーションを停止するようにしてください。
インストール時に、メッセージ"二重起動:インストーラや「アンインストールと管理(ミドルウェア)」は同時に起動できません。"が表示され、インストールできない。
原因
[アンインストールと管理(ミドルウェア)]が起動しています。
対処
[アンインストールと管理(ミドルウェア)]を終了した後、再度インストールしてください。
[アンインストールと管理(ミドルウェア)]が終了した状態で問題が発生している場合は、以下の手順を実施してください。
1. [アンインストールと管理(ミドルウェア)]の起動
2. [アンインストールと管理(ミドルウェア)]の終了
セットアップ中に「User xxx already exists.」というエラーが出て失敗する。
原因
すでにxxxというユーザが存在しているため、IMAPS用のユーザを作成することができません。
対処
xxxというユーザを削除して、再度セットアップを実行してください。
ahsxxxxx: SSL: のメッセージが出力される
原因
imcreatesslenvで指定したパラメーターが誤っている可能性があります。
対処
メッセージに従い、imcreatesslenvで指定したパラメーターが正しいかどうか確認してください。
  • 指定したディレクトリやパラメーターが誤っている
  • 証明書/鍵管理環境に登録されていないニックネームを指定している
  • 証明書/鍵管理環境へ証明書を登録する際、認証局の証明書(発行局証明書)から登録していない
  • 認証局の証明書(発行局証明書)とサイト証明書の関係に誤りがある
ahsxxxxx: Bad xxx nameのメッセージが出力される
原因
指定したユーザまたはグループが誤っています。
対処
指定したユーザまたはグループに誤りがないか確認してください。
ERROR: PCMIxxxx: のメッセージが出力される
原因
IMAPSサーバのJavaEE実行基盤でエラーが発生しています。
対処
本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。
本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されていない場合は、本メッセージより前にイベントログ(Windows(R)の場合)/システムログ(Linuxの場合)に出力されたメッセージの対処に従って、コマンドの実行に失敗した原因を調査してください。
上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、FJQSSを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
セットアップ中に「CLI801 Instance is already synchronized・・・」というエラーが出てセットアップに失敗する。
原因
セットアップ定義ファイルのIMAPSサーバ用パラメーターで指定したポート番号が、IMAPSサーバのJavaEE実行基盤のポート番号と重複しています。
対処
以下のキーで指定したポート番号がすでに使用されているポート番号と重複していないか確認してください。
重複していた場合はポート番号を変更してください。
IM_JEE_ADMIN_HTTP_PORT
IM_JEE_HTTP_PORT
IM_JEE_HTTPS_PORT
IM_JEE_ADMIN_JMX_PORT
IM_JEE_JMS_PORT
IM_JEE_IIOP_PORT
IM_JEE_IIOP_SSL_AUTH_PORT
IM_JEE_IIOP_SSL_PORT
IM_JEE_APP_HTTP_PORT
IM_JEE_COM_HTTP_PORT
IM_JEE_PUSH_HTTP_PORT
リストア中に「FSP_INTS-MAPS_SVCMD: 01045: セットアップに失敗しました。」というエラーが出て失敗する。
原因
リストア実行時の内部処理でエラーが発生しました。
対処
以下のログファイルを参照してエラーが発生しているかどうか確認してください。
エラーメッセージが出力されていればメッセージに従って対処してください。
Windows
<製品データインストールフォルダー>\domains\imaps0\logs\imadmin1_imaps0\im_msg.log
Linux
/var/opt/FJSVimaps/domains/imaps0/logs/imadmin1_imaps0/im_msg.log