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Interstage Mobile Application Server V1.2.0 運用ガイド
FUJITSU Software

2.1.2 バージョンの考え方

IMAPSエージェントアプリケーションのバージョン

IMAPSエージェントアプリケーションは、使用するCordovaプラグインやIMAPSプラグインのAPIのバージョンに対応したIMAPSエージェント上で動作可能です。

このAPIのバージョンの組み合わせのことをIMAPSではAPIセットと呼びます。

IMAPSエージェントアプリケーション作成時には、使用するAPIセットを示す情報をアプリケーション内に定義します。

スマートデバイス上のIMAPSエージェントは、自身が対応していないAPIセットのアプリケーションに対して、以下の動作となります。

  • IMAPSエージェントの更新によりアプリケーションが利用可能になる場合

    アプリケーションはIMAPSエージェントにインストールできません。

    対象のアプリケーション名とIMAPSエージェントのアップデートを促すメッセージをIMAPSエージェント上で表示し、利用者に通知します。

  • 別バージョンのIMAPSエージェントのインストールによりアプリケーションが利用可能になる場合

    アプリケーションはIMAPSエージェントにインストールできません。

    IMAPSエージェント上での通知は行われません。

    IMAPSエージェントの利用者に、別バージョンのIMAPSエージェントをインストールするように依頼してください。

どちらの場合も、アプリケーション公開にあわせて、対応するIMAPSエージェントを配布してください。

APIセットのアプリケーションへの設定については、「アプリケーション開発ガイド」の「IMAPSエージェントアプリケーションのパラメーターファイル」を参照してください。

ポイント

  • 製品の将来のバージョンにおいて、新たに追加されたAPIを使うアプリケーションを配布するときに、スマートデバイスにインストール済みのIMAPSエージェントのバージョンが古い場合が該当します。

ハイブリッドアプリケーションとネイティブアプリケーションはGoogle Playなどの公式配信サイトで提供されるアプリケーションと同じバージョンの考慮が必要です。詳細は各プラットフォームのドキュメントを参照してください。