本製品の資源を、指定されたディレクトリにバックアップします。
資源のバックアップは、以下の手順で行います。
IMAPS業務サーバだけを運用しているサーバのバックアップを行う場合は、"Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)"の"メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)"を参照してください。他の手順を実施する必要はありません。
IMAPSサーバ、双方向通信サービス、プッシュ基盤サーバの資源は、同一サーバ上に構築されている範囲は以降の手順でまとめてバックアップすることができます。
IMAPSサーバが使用するデータベースにSymfoware Serverを利用している場合は、別途Symfoware Serverのバックアップを行ってください。
注意
バックアップ対象のサーバにインストールした機能の合計値を見積もってください。
機能 |
ディスク容量 |
---|---|
IMAPSサーバおよびプッシュ基盤サーバ |
126MB |
IMAPS業務サーバ |
"Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)"の"メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)"を参照してください。 |
imstopserviceコマンドを実行して、製品の各サービスを停止します。
IMAPS業務サーバを運用している場合は、Interstage Application Serverのすべてのサービス、サーバアプリケーションも停止します。停止方法は、"Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)"を参照してください。
資源をバックアップするためのディレクトリを作成します。
バックアップ先ディレクトリに作成したディレクトリを指定して、imbackupコマンドを実行します。
IMAPS業務サーバを運用している場合は、あわせてInterstage Application Server資源のバックアップを行います。"Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)"の"メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)"を参照してください。
バックアップ先ディレクトリは、imbackupコマンドとは別のディレクトリを指定してください。
運用向け証明書環境のSSLを使用している場合は、以下の資源を退避してください。
注意
テスト用サイト証明書による証明書環境の場合は、以下のディレクトリに生成されるenvdirを退避してください。
<データインストール先>\INTS-MAPS
imcreatetestenvコマンド実行時に指定したユーザーのホームディレクトリ
リストア時に必要となるため、imcreatetestenvコマンド実行時に指定したグループ、ユーザーを記録しておいてください。
imstartserviceコマンドを実行して、製品の各サービスを起動します。
IMAPS業務サーバを運用している場合は、Interstage Application Serverの各サービス、サーバアプリケーションを起動します。起動方法は、"Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)"を参照してください。