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Interstage Mobile Application Server V1.2.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

7.4.1 サーバ側のAPI

サーバ側のAPIの概要を以下に示します。サーバ側のAPIはWeb APIで、送受信のデータ形式はJSONです。詳細は付録B プッシュWeb APIを参照してください。

API名

メソッド

機能パス

(Web API名)

意味

登録ID情報の取得

POST

regID

登録ID情報を取得します。

登録IDの一覧取得

POST

regIDs

登録IDの一覧を取得します。

登録IDの検索

POST

findRegID

拡張データを検索条件として、登録IDを検索します。

登録IDの削除

POST

delRegIDs

指定した登録IDを削除します。

IMAPSプッシュIDの更新

POST

fjpRegID

IMAPSプッシュIDを更新します。

APNsのデバイストークン登録、更新

POST

apnsRegID

APNsのデバイストークン、アプリケーション名、サンドボックスを登録、または更新します。

GCMのregistrationID登録、更新

POST

gcmRegID

GCMのregistrationID、GCMのアプリケーション名の情報を登録、または更新します。

メッセージ送信

POST

notify

指定した宛先に対して、メッセージを送信します。

共通メッセージの送信

POST

notifyCommon

指定した宛先に対して、共通のメッセージを送信します。

蓄積メッセージ参照

GET

refSvrMsg

サーバに蓄積しているメッセージを参照します。


プッシュWeb APIは、アプリケーション管理者によるアクセス制御を使用します。

そのため、プッシュWeb APIを使用するアプリケーションは、HTTPヘッダにIMAPS-Authorizationキーを設定する必要があります。IMAPSとして認証する/しないの動作に連動して、プッシュの認証も動作します。

IMAPS-Authorizationキーには、以下の内容を設定してください。IMAPS-Authorizationキーに指定するユーザーID、パスワードは、adminuser createコマンドで作成したユーザーを指定してください。
IMAPS-Authorization: Basic ユーザー ID:パスワード

下線部はBase64でエンコードしてください。


HTTPリクエストのURLの形式は以下のとおりです。
http(s)://<IMAPSサーバ>:<ポート番号>/pushidmng/機能パス

<IMAPSサーバ>:

  IMAPSサーバのFQDNまたはIPアドレス

<ポート番号>:

  プッシュアプリで使用するApacheのリスナーポート

  「IMAPSサーバ用パラメタ(imsetup_srv.properties)」のIM_AHS_PUSH_PORTの値

<機能パス>:

  Web API名

アプリケーション管理者によるアクセス制御については、「運用ガイド」の「アプリケーション管理者によるアクセス制御」を参照してください。