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Interstage Mobile Application Server V1.2.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

B.8.1 リクエスト

メソッド
POST
機能パス
/notify
引数
なし
ヘッダー
Content-Type: application/json; charset=UTF-8
ボディ
以下の形式です。
{
    "FJP":送信メッセージ(JSON形式) ,
    "APNs":送信メッセージ(JSON形式) ,
    "GCM":送信メッセージ(JSON形式) ,
    "regIDs":["登録ID",...],
    "extData":["拡張データ",...]
}
プッシュ部品を利用している場合の送信メッセージの形式は、7.2 受信したメッセージの表示の各プッシュのPayload仕様を参照してください。

変数名

説明

省略

指定値、または例

FJP

IMAPSプッシュに送信するメッセージ

String

  • 最大サイズ:4096byte

APNs

APNsに送信するメッセージ

String

  • 最大サイズ:2048byte

GCM

GCMに送信するメッセージ

String

  • 最大サイズ:4096byte

regIDs

メッセージ送信先として登録IDをリストで指定

  • IMAPSプッシュの場合、IMAPSプッシュID
  • APNsの場合、デバイストークン
  • GCMの場合、registrationID

Stringの配列

  • 最大件数:定義ファイル(impush.properties)の同時指定可能な最大登録ID数(fj_push_max_num_for_address)
  • extDataと排他

extData

メッセージ送信先として拡張データをリストで指定

Stringの配列

  • 最大件数:定義ファイル(impush.properties)の同時指定可能な最大登録ID数(fj_push_max_num_for_address)
  • regIDsと排他


注意事項
  • FJP,APNsは1件ごと(シリアル)に情報送信を行うため時間がかかります。APNs経由でメッセージを送信する時は、1件送信するごとにインターバルを設定するため、GCMやFJPと比べると特に時間がかかります。
  • APNsにメッセージ送信する際は、フィードバック情報も取得し、ログに出力します。
  • regIDsに同じ登録IDを複数件指定した場合、対象の登録IDを1件指定した場合と同じ動作になります。
  • GCMの場合、通常は、registrationIDはJSON形式のメッセージ内の"registration_ids"変数に指定しますが、本APIでは使用できません。GCM送信メッセージ内にあるregistration_IDsの要素は、空にするか、または要素を指定しないこととし、登録IDはregIDs変数に指定してください。
  • スマートデバイスからプッシュ基盤サーバへの初回の接続前には、メッセージ送信を行ってもメッセージの受信、蓄積は行われませんが、レスポンスはメッセージ送信成功が返ります。
  • 最大登録ID数(fj_push_max_num_for_address)の最大値(1000件)より多くの登録IDに送信したい場合は、呼び出し元でメッセージの送信APIを繰り返すことになります。
  • FJPのメッセージbyte数の上限チェックは、FJPの送信メッセージ部分が対象となります。
  • APNsのメッセージbyte数の上限チェックは、APNsの送信メッセージ部分が対象となります。
  • GCMメッセージ文字数の上限チェックは、送信メッセージの内の変数名"data"部分が対象となります。
  • リクエストボディにregIDsを指定した場合、レスポンスのextDataは空文字が返ります。
  • リクエストボディにextDataを指定した場合、レスポンスはextDataとそれに紐付くregID情報が返ります。
  • extDataに同じ拡張データを複数件指定した場合、対象の拡張データを1件指定した場合と同じ動作になります。
  • リクエストボディにextDataを指定した場合、指定したextData、またはextDataに紐付く登録IDの件数の合計が定義ファイル(impush.properties)の最大登録ID数(fj_push_max_num_for_address)の値を超えるとエラーとなります。