構成ベースラインの作成のスケジュールを登録します。
Windowsの場合は、タスクスケジューラに以下のプログラムを登録します。
Linuxの場合は、cronに以下のプログラムを追加します。cronの詳細については、cronのマニュアルを参照してください。
[プログラム]
【Windows】
%SWCMDB_INSTALL_PATH%\FJSVcmdbm\bin\snapcreate.exe |
【Linux】
/opt/FJSVcmdbm/bin/snapcreate.sh |
[オプション]
-q |
【Windows】
タスクスケジューラに登録する例を以下に示します。
Administratorsグループに所属するアカウントでWindowsにログオンします。
[スタート]-[管理ツール]-[タスクスケジューラ]を選択します。
[タスクスケジューラ]画面が表示されます。
[操作]-[タスクの作成]を選択します。
[タスクの作成]画面が表示されます。
[全般]タブの[名前]を入力し、[ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する]を選択します。
[トリガ]タブを選択し、[新規]ボタンをクリックします。
[新しいトリガ]画面が表示されます。
構成ベースライン作成スケジュールを登録します。
[操作]タブを選択し、[新規]ボタンをクリックします。
[新しい操作]画面が開きます。
以下の設定を行います。
[操作]に[プログラムの開始]を選択します。
[プログラム/スクリプト]に、以下のコマンドを追加します。
%SWCMDB_INSTALL_PATH%\FJSVcmdbm\bin\snapcreate.exe |
[引数の追加(オプション)]に以下の引数を追加します。
-q |
[タスクの作成]画面で[OK]ボタンをクリックします。
以下の画面が表示されます。
Administratorsグループに所属するアカウントとパスワードを入力して[OK]をクリックします。
【Linux】
cronに登録する例を以下に示します。
以下の操作はrootユーザで実行してください。
cronサービスの起動確認
>/etc/rc.d/init.d/crond status crond (pid xxx) を実行中...
cronサービスが起動していない場合、以下のコマンドを使用してcronサービスを起動してください。
>/etc/rc.d/init.d/crond start crondを起動中:
ポイント
cronサービスは、通常、OS起動時に起動します。
以下のコマンドを実行すると、OS起動時にcronサービスが起動する設定になっているかを確認できます。
>chkconfig --list crond crond 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
OS起動時にcronサービスが起動する場合は、上記のように、”2,3,4,5,”がonになっています。
OS起動時にcronサービス起動するように設定にするには、以下のコマンドを実行してください。
>chkconfig --level 2345 crond on
以下のコマンドを実行して、スケジュール定義を編集してください。
>crontab -e
“crontab -e”コマンドを実行すると、viエディタが起動します。viエディタの詳細については、viエディタのマニュアルを参照してください。
例)毎週月曜日、6:00に、構成ベースラインの作成を行う場合
0 6 * * 1 /opt/FJSVcmdbm/bin/snapcreate.sh -q > /dev/null 2>&1
注意
構成ベースラインは、週に1回以上の頻度で作成しないように設定してください。
構成ベースライン作成スケジュールは、定期ディスカバリのスケジュールの実行と重ならないように注意してください。定期ディスカバリの実行と重なると、構成ベースラインが正しく作成されません。