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Systemwalker Software Configuration Manager 導入ガイド
FUJITSU Software

3.8 構成ベースライン作成スケジュールの登録

構成ベースラインの作成のスケジュールを登録します。

Windowsの場合は、タスクスケジューラに以下のプログラムを登録します。

Linuxの場合は、cronに以下のプログラムを追加します。cronの詳細については、cronのマニュアルを参照してください。

【Windows】

タスクスケジューラに登録する例を以下に示します。

  1. Administratorsグループに所属するアカウントでWindowsにログオンします。

  2. [スタート]-[管理ツール]-[タスクスケジューラ]を選択します。

    [タスクスケジューラ]画面が表示されます。

  3. [操作]-[タスクの作成]を選択します。

    [タスクの作成]画面が表示されます。

    1. [全般]タブの[名前]を入力し、[ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する]を選択します。

    2. [トリガ]タブを選択し、[新規]ボタンをクリックします。

      [新しいトリガ]画面が表示されます。

      構成ベースライン作成スケジュールを登録します。

    3. [操作]タブを選択し、[新規]ボタンをクリックします。

      [新しい操作]画面が開きます。

      以下の設定を行います。

      • [操作]に[プログラムの開始]を選択します。

      • [プログラム/スクリプト]に、以下のコマンドを追加します。

        %SWCMDB_INSTALL_PATH%\FJSVcmdbm\bin\snapcreate.exe

      • [引数の追加(オプション)]に以下の引数を追加します。

        -q

  4. [タスクの作成]画面で[OK]ボタンをクリックします。

    以下の画面が表示されます。

  5. Administratorsグループに所属するアカウントとパスワードを入力して[OK]をクリックします。


【Linux】

cronに登録する例を以下に示します。

以下の操作はrootユーザで実行してください。

  1. cronサービスの起動確認

    >/etc/rc.d/init.d/crond status
    crond (pid  xxx) を実行中...
  2. cronサービスが起動していない場合、以下のコマンドを使用してcronサービスを起動してください。

    >/etc/rc.d/init.d/crond start
    crondを起動中:

    ポイント

    cronサービスは、通常、OS起動時に起動します。

    以下のコマンドを実行すると、OS起動時にcronサービスが起動する設定になっているかを確認できます。

    >chkconfig --list crond
    crond           0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off

    OS起動時にcronサービスが起動する場合は、上記のように、”2,3,4,5,”がonになっています。

    OS起動時にcronサービス起動するように設定にするには、以下のコマンドを実行してください。

    >chkconfig --level 2345 crond on
  3. 以下のコマンドを実行して、スケジュール定義を編集してください。

    >crontab -e

    “crontab -e”コマンドを実行すると、viエディタが起動します。viエディタの詳細については、viエディタのマニュアルを参照してください。

    例)毎週月曜日、6:00に、構成ベースラインの作成を行う場合

    0 6 * * 1 /opt/FJSVcmdbm/bin/snapcreate.sh -q > /dev/null 2>&1

注意

  • 構成ベースラインは、週に1回以上の頻度で作成しないように設定してください。

  • 構成ベースライン作成スケジュールは、定期ディスカバリのスケジュールの実行と重ならないように注意してください。定期ディスカバリの実行と重なると、構成ベースラインが正しく作成されません。