テナント／ユーザー／L-Platform／サーバの設計方法について説明します。
図1.1 テナント／ユーザー／L-Platform／サーバの構成
テナントは、組織や業務などを基準に、リソースの管理・運用を分割し、隔離するための管理単位です。
テナントは、以下の3つのリソースで構成されます。
サーバ
L-Platform
ユーザー(テナント管理者、テナント利用者)
テナント内のサーバは、L-Platformにより業務を運用するシステムなどに応じてグルーピングされます。テナントに所属するユーザーは、L-Platform単位でサーバをまとめて管理します。テナント利用者は、自身が所有するL-Platform内のサーバを管理することができます。テナント管理者は、テナント内のすべてのサーバを管理することができます。
以下に従ってテナントとL-Platformの構成を決定してください。
テナントの構成を決定する際の注意事項
テナントには、0～複数人のテナント利用者、または、テナント管理者を所属させることができます。テナント利用者、または、テナント管理者が所属できるテナントは1つだけです。
テナントには、複数のL-Platformを所属させることができます。L-Platformが所属できるテナントは1つだけです。
L-Platformの構成を決定する際の注意事項
L-Platformには、複数のサーバを所属させることができます。サーバが所属できるL-Platformは1つだけです。
L-Platformは、複数のテナントに所属できません。。
L-Platformの所有者は、テナント管理者、または、テナント利用者の中から1人を選びます。ユーザーは、複数のL-Platformの所有者になれます。
