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Interstage Interaction Manager V10.1.1 導入ガイド
FUJITSU Software

5.4 セットアップ後の作業

セットアップ後に必要な作業について説明します。

ログの環境設定

ポータル機能は、セットアップ管理者へ通知すべき「エラー情報」、「警告情報」および「経過情報」を実行ログとして、syslogに出力します。

syslogに実行ログを出力するために、以下の設定を行ってください。

RHEL5の場合
/etc/sysconfig/syslogの編集

以下のように、「SYSLOGD_OPTIONS」の変更を行います。

SYSLOGD_OPTIONS="-m 0 -r"
syslogの再起動

以下のコマンドを入力し、syslogを再起動します。

# /etc/init.d/syslog restart
RHEL6の場合
/etc/rsyslog.confの編集

以下の行を追加します。

$ModLoad imudp.so
$UDPServerRun 514
rsyslogの再起動

以下のコマンドを入力し、rsyslogを再起動します。

# /etc/init.d/rsyslog restart
RHEL7の場合
/etc/rsyslog.confの編集

以下の行を追加します。

$ModLoad imudp.so
$UDPServerRun 514
rsyslogの再起動

以下のコマンドを入力し、rsyslogを再起動します。

# systemctl restart rsyslog

異常時のコネクション再接続の設定

Application Serverで、異常時のコネクション再接続が行われます。詳細は、Application Server の「チューニングガイド」の「IJServerクラスタのチューニング」を参照してください。

DBコネクションの設定

利用されるJDBCデータソースのコネクションの設定値を必要に応じてチューニングしてください。設定の詳細は、Application Serverの「チューニングガイド」の「IJServerクラスタのチューニング」を参照してください。

Java VMのヒープ領域サイズの設定

最大同時ログインユーザー数が500人を超える場合、作成されたテナントの各コンポーネントのIJServerクラスタのJava VMのヒープ領域サイズをチューニングしてください。Java VMのヒープ領域サイズの計算式は以下のとおりです。

100MB+最大同時ログンユーザ数×200KB

設定の詳細は、Interstage Application Serverの「チューニングガイド」の「IJServerクラスタのチューニング」を参照してください。

Interstage シングル・サインオンの設定

Interstage シングル・サインオンを利用する場合は、ポータルからログアウトしたあとの画面遷移先、クライアント向けURL、および2重ログイン制御の設定が必要です。詳細は、「付録F Interstage シングル・サインオンについて」の「Interaction Managerポータルの設定」を参照してください。