デフォルトタイプ/カスタマイズタイプの場合、セットアップコマンドを実行後、各パラメーターの設定を行います。
選択するセットアップタイプによって手順が異なります。
注意
各項目で省略値が存在するものは、値を設定せず<RETURN>を入力すると省略値が設定されます。
各項目の入力制限については、「5.2 セットアップパラメーターの確認」を参照してください。
セットアップタイプを選択します。
=== <セットアップタイプの選択> === セットアップタイプを選択してください。 (デフォルト:1,カスタマイズ:2) (省略:デフォルト) [1,2] >>
ポイント
デフォルトタイプの場合、以下のパラメーターのうち「Java EE 管理ユーザーID/パスワードの設定」「テナントの設定」「プロキシの設定」「データベースの設定」のみ行い、その他のパラメーターはすべて省略値が自動で設定されます。
カスタマイズタイプの場合、以下のパラメーターをすべて設定します。
Java EE 管理ユーザーIDを設定します。
=== <Java EE 管理ユーザーIDの設定> === Java EE 管理ユーザーのユーザーIDを入力してください。 (省略不可)[?] >>
Java EE 管理ユーザーのパスワードを設定します。
=== <Java EE 管理ユーザーのパスワードの設定> === Java EE 管理ユーザーのパスワードを設定してください。 (省略不可)[?] >>
注意
Java EE 管理ユーザーのパスワードに、\を使用する場合は、\でエスケープしてください。
確認のため、Java EE 管理ユーザーのパスワードを再度入力してください。
=== <Java EE 管理ユーザーのパスワードの設定(確認)> === 確認のため、Java EE 管理ユーザーのパスワードを設定してください。 (省略不可)[?] >>
テナント名を設定します。
=== <テナント名の設定> === 構築するテナントのテナント名を入力してください。 (半角英数字16文字以内・省略不可)[?] >>
ポイント
ポータル機能では、ポータル、およびInteraction Manager管理コンソールを1セットでテナントとして配備します。ここでは、このテナント名を指定します。テナント名は、Interaction Manager管理コンソールの“レイアウトと基本情報”に表示され、自身のテナントを確認することができます。
テナントIDを設定します。
=== <テナントIDの設定> === 構築するテナントのテナントIDを入力してください。 (半角英数字10文字以内・省略不可)[?] >>
ポイント
テナントIDはシステム上で一意です。またデフォルト設定では、コンテキストルート、Application Server上に作成されるリソース名に利用されます。
構築したテナントを接続するWebサーバを設定します。
=== <Webサーバの設定> === IJServerクラスタが連携するWebサーバを指定してください。 (省略:FJapache) [?] FJapacheを推奨します。別名を設定する場合、あらかじめInterstage管理コンソールから同名のWebサーバを作成してください。>>
Interaction Manager管理コンソールにアクセスするためのコンテキストルートを設定します。
=== <Interaction Manager管理コンソールのコンテキストルートの設定> === Interaction Manager管理コンソールのコンテキストルートを指定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) (省略:<テナントID>/iimconsole) [?] >><テナントID>/
注意
<テナントID>/以降を設定することができます。他のコンテキストルートについても同様です。
Interaction Manager管理コンソールのIJServerクラスタ名を設定します。
=== <Interaction Manager管理コンソール用IJServerクラスタ名の設定> === Interaction Manager管理コンソールを配備するIJServerクラスタ名を設定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) (省略:<テナントID>_mc)[?] >>
Interaction Manager管理コンソールのサーバインスタンス名を設定します。
=== <Interaction Manager管理コンソール用サーバインスタンス名の設定> === Interaction Manager管理コンソール用サーバインスタンス名を設定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) (省略:<テナントID>_mi)[?] >>
Interaction Manager管理コンソールのWebアプリケーションの名前を設定します。
=== <Interaction Manager管理コンソール用アプリケーション名の設定> === Interaction Manager管理コンソール用アプリケーション名を設定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) (省略:<テナントID>_ma)[?] >>
Interaction Managerポータルにアクセスするためのコンテキストルートを設定します。
=== <Interaction Managerポータルのコンテキストルートの設定> === Interaction Managerポータルのコンテキストルートを指定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) (省略:<テナントID>/iimportal) [?] >><テナントID>/
Interaction ManagerポータルのIJServerクラスタ名を設定します。
=== <Interaction Managerポータル用IJServerクラスタ名の設定> === Interaction Managerポータルを配備するIJServerクラスタ名を設定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) (省略:<テナントID>_pc)[?] >>
Interaction Managerポータルのサーバインスタンス名を設定します。
=== <Interaction Managerポータル用サーバインスタンス名の設定> === Interaction Managerポータル用サーバインスタンス名を設定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) (省略:<テナントID>_pi)[?] >>
Interaction ManagerポータルのWebアプリケーションの名前を設定します。
=== <Interaction Managerポータル用アプリケーション名の設定> === Interaction Managerポータル用アプリケーション名を設定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) (省略:<テナントID>_pa)[?] >>
Autopilot機能にアクセスするためのコンテキストルートを設定します。
=== <Autopilot機能のコンテキストルートの設定> === Autopilot機能のコンテキストルートを指定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) (省略:<テナントID>/autopilot) [?] >><テナントID>/
Autopilot機能のIJServerクラスタ名を設定します。
=== <Autopilot機能用IJServerクラスタ名の設定> === Autopilot機能を配備するIJServerクラスタ名を設定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) (省略:<テナントID>_ac)[?] >>
Autopilot機能のサーバインスタンス名を設定します。
=== <Autopilot機能用サーバインスタンス名の設定> === Autopilot機能用サーバインスタンス名を設定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) 省略:<テナントID>_ai)[?] >>
Autopilot機能のアプリケーション名を設定します。
=== <Autopilot機能用アプリケーション名の設定> === Autopilot機能用アプリケーション名を設定してください。 (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。) (本項目では指定された名前を元に、2つのアプリケーション名を生成します。) (省略:<テナントID>_aa1)[?] >>
Interaction Managerのポータル機能からのアクセスを許可するドメインを設定します。
=== <アクセスを許可するドメインの設定> === Interstage Interaction Managerからアクセスを許可するドメインを設定してください。 (複数登録する場合、ドメインは"|"で区切ってください。 例)localhost|*.foo.com|127.0.0.0) (マルチバイト不可・省略可)[?] >>
プロキシサーバの使用の有無を設定します。
=== <Proxyサーバの設定> === Proxyサーバの使用の有無を設定してください。(使用する:y,使用しない:n) (省略:使用しない)[y,n] >>
HTTP通信用プロキシのホスト名を設定します。
=== <Proxy設定(HTTP HOST)> === HTTP通信用Proxyのホスト名を設定してください。 (マルチバイト不可・省略可)[?] >>
HTTP通信用プロキシのポート番号を設定します。
=== <Proxy設定(HTTP ポート番号)> === HTTP通信用Proxyのポート番号を設定してください。(1-65535) (省略不可)[?] >>
HTTPS通信用プロキシのホスト名を設定します。
=== <Proxy設定(HTTPS HOST)> === HTTPS通信用Proxyのホスト名を設定してください。 (マルチバイト不可・省略可)[?] >>
HTTPS通信用プロキシのポート番号を設定します。
=== <Proxy設定(HTTPS ポート番号)> === HTTPS通信用Proxyのポート番号を設定してください。(1-65535) (省略不可)[?] >>
プロキシを経由しないドメインを設定します。
=== <Proxy設定(Proxyを経由しないドメイン)> === Proxyを経由しないドメインを設定してください。 (複数登録する場合、ドメインは"|"で区切ってください。 例)localhost|*.foo.com|127.0.0.0) (マルチバイト不可・省略可)[?] >>
認証基盤の種別を選択します。
=== <認証基盤の認証種別の設定> === 認証基盤の認証種別を選択してください。(Interaction Manager:1,LDAP:2,ActiveDirectory:3,SSO:4) (省略:Interaction Manager)[1,2,3,4] >>
注意
認証基盤に「Interaction Manager認証」または「Interstage シングル・サインオン」を指定した場合、以下の認証基盤に関する設定は必要ありません。
「Interaction Manager認証」または「Interstage シングル・サインオン」以外を指定した場合、以下の認証基盤に関する設定は、それぞれの認証基盤の定義を参照し、決定してください。
認証基盤のサーバアドレスを設定します。
=== <認証基盤のサーバアドレスの設定> === 使用する認証基盤のサーバアドレスを設定してください。 (省略不可)[?] >>
認証基盤のポート番号を設定します。
=== <認証基盤のポート番号の設定> === 認証基盤のアクセス用ポート番号を設定してください。(1-65535) (省略不可)[?] >>
認証基盤のアクセスDNを設定します。
=== <認証基盤のアクセスDNの設定> === 認証基盤のアクセス用DN(Distinguished Name)を指定してください。 (省略不可)[?] >>
認証基盤の管理者のパスワードを設定します。
=== <認証基盤のアクセス用パスワードの設定> === 認証基盤のアクセス用パスワードを指定してください。 (省略不可)[?] >>
注意
認証基盤のアクセス用パスワードに、".,_%#'`?[]{}~^+-*/@!$=\を使用する場合は、\でエスケープしてください。
例) 認証基盤のアクセス用パスワードに、pass'wordを設定する場合は、以下のように指定してください。
pass\'word
確認のため、認証基盤の管理者のパスワードを再度入力します。
=== <認証基盤のアクセス用パスワードの設定(確認)> === 確認のため、認証基盤のアクセス用パスワードを指定してください。 (省略不可)[?] >>
認証基盤のユーザーのベースDNを設定します。
=== <認証基盤のユーザーのベースDNの設定> === 認証基盤のユーザーのベースDN(Distinguished Name)を指定してください。 (複数登録する場合、ベースDNは";"で区切ってください。例)ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com;ou=User2,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com) (省略不可)[?] >>
認証基盤から参照するユーザー情報のユニークキーを設定します。
=== <認証基盤のユニークキーの設定> === 認証基盤のユニークキーを指定してください。 ユニークキーの値はベースDN内で一意である必要があります。 (省略不可)[?] >>
セットアップ管理者の設定
Interaction Manager管理コンソールを操作するセットアップ管理者のIDを設定します。
=== <Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のIDを設定> === Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のIDを指定してください。 (省略:super) [?] >>
セットアップ管理者のパスワードを設定します。
=== <Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のパスワードを設定> === Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のパスワードを指定してください。 (省略:super)[?] >>
確認のため、セットアップ管理者のパスワードを再度入力してください。
=== <Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のパスワードを設定(確認)> === 確認のため、Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のパスワードを再度入力してください。 (省略:super)[?] >>
注意
認証種別でssoを選択した場合、セットアップ管理者のパスワードは設定しません。
認証種別でssoを選択した場合、ここで設定したセットアップ管理者のユーザーIDがInterstage シングル・サインオン認証基盤にあるか確認し、ない場合はInterstage シングル・サインオン認証基盤に追加してください。
データベースの種別を選択します。
=== <データベースのDB種別の設定> === データベースのDB種別を選択してください。(Symfoware:1,Oracle:2) (省略:Symfoware)[1,2] >>
JDBCドライバの格納先を設定します。
=== <JDBCドライバの設定> === <DB種別>のJDBCドライバのフルパスを指定してください。 例)/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar (省略不可)[?] >>
アクセス用ユーザーIDを設定します。
=== <アクセス用ユーザーIDの設定> === <DB種別>のアクセス用ユーザーIDを指定してください。 (省略不可)[?] >>
アクセス用パスワードを設定します。
=== <アクセス用パスワードの設定> === <DB種別>のアクセス用パスワードを指定してください。 (省略不可)[?] >>
注意
データベースのアクセス用パスワードに、".,_%#'`?[]{}~^+-*/@!$=\を使用する場合は、\でエスケープしてください。
例) データベースのアクセス用パスワードに、pass'wordを設定する場合は、以下のように指定してください。
pass\'word
確認のため、アクセス用パスワードを再度入力します。
=== <アクセス用パスワードの設定(確認)> === 確認のため、<DB種別>のアクセス用パスワードを指定してください。 (省略不可)[?] >>
接続プロトコルを選択してください。
=== <接続プロトコルの設定> === <DB種別>の接続プロトコルを選択してください。(ローカル:1,リモート:2) (省略不可)[?] >>
注意
接続プロトコルの選択は、データベースの種別で「Symfoware」を選択した場合のみ設定します。
接続先ホスト名を設定します。
=== <接続先ホスト名の設定> === <DB種別>の接続先ホスト名を選択してください。 (省略不可)[?] >>
接続先ポート番号を設定します。
=== <接続先ポート番号の設定> === <DB種別>の接続先ポート番号を選択してください。 (1-65535) (省略:10100)[?] >>
注意
接続プロトコルをローカルに設定した場合、「接続先ホスト名」「接続先ポート名」は設定しません。
データベース資源名を設定します。
=== <Symfowareのデータベース資源名の設定> === <DB種別>のデータベース資源名を設定してください。 接続プロトコル「リモート」:<データベース名>を入力してください。 接続プロトコル「ローカル」:<RDBシステム名>と<データベース名>を"."で区切って入力してください。 (省略不可)[?] >>
注意
接続プロトコルをリモートに設定した場合、<データベース名>を設定してください。
接続プロトコルをローカルに設定した場合、<RDBシステム名>と<データベース名>を”.”で区切って入力してください。
例) IIMDBS.IIMDB
スキーマ名を設定します。
=== <Symfowareのスキーマ名の設定> === <DB種別>のスキーマ名を設定してください。 (省略不可)[?] >>
注意
データベースの種別で「Oracle」をした場合、「データベース資源名」「スキーマ名」は設定しません。
SIDを設定します。
=== <OracleのSIDの設定> === <DB種別>のデータベースのSIDを設定してください。 (省略不可)[?] >>
注意
「SID」はデータベースの種別で「Oracle」を設定した場合のみ設定します。
セットアップ項目を確認します。
すべてのパラメーターを設定した後、設定値の確認を行います。問題がない場合はyを入力することで、セットアップ開始確認を行います。修正する場合、該当する番号を入力することで、その設定を再度行います。
(確認完了:y,修正:項目番号) (省略:y)[y,1-23] >>
セットアップの開始有無を指定します。yを入力すると、テナントの構築が開始します。
上記の設定でテナントの構築を開始しますか? (省略不可)[y,q] >>