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Interstage Interaction Manager V10.1.1 導入ガイド
FUJITSU Software

5.3.2 セットアップパラメーターの入力

デフォルトタイプ/カスタマイズタイプの場合、セットアップコマンドを実行後、各パラメーターの設定を行います。
選択するセットアップタイプによって手順が異なります。

注意

各項目で省略値が存在するものは、値を設定せず<RETURN>を入力すると省略値が設定されます。
各項目の入力制限については、「5.2 セットアップパラメーターの確認」を参照してください。

セットアップタイプの選択

セットアップタイプを選択します。

=== <セットアップタイプの選択> ===
セットアップタイプを選択してください。
(デフォルト:1,カスタマイズ:2)
(省略:デフォルト) [1,2]
>>

ポイント

  • デフォルトタイプの場合、以下のパラメーターのうち「Java EE 管理ユーザーID/パスワードの設定」「テナントの設定」「プロキシの設定」「データベースの設定」のみ行い、その他のパラメーターはすべて省略値が自動で設定されます。

  • カスタマイズタイプの場合、以下のパラメーターをすべて設定します。

Java EE 管理ユーザーID/パスワードの設定

  1. Java EE 管理ユーザーIDを設定します。

    === <Java EE 管理ユーザーIDの設定> ===
    Java EE 管理ユーザーのユーザーIDを入力してください。
    (省略不可)[?]
    >>
  2. Java EE 管理ユーザーのパスワードを設定します。

    === <Java EE 管理ユーザーのパスワードの設定> ===
    Java EE 管理ユーザーのパスワードを設定してください。
    (省略不可)[?]
    >>

    注意

    Java EE 管理ユーザーのパスワードに、\を使用する場合は、\でエスケープしてください。

  3. 確認のため、Java EE 管理ユーザーのパスワードを再度入力してください。

    === <Java EE 管理ユーザーのパスワードの設定(確認)> ===
    確認のため、Java EE 管理ユーザーのパスワードを設定してください。
    (省略不可)[?]
    >>

テナントの設定

  1. テナント名を設定します。

    === <テナント名の設定> ===
    構築するテナントのテナント名を入力してください。
    (半角英数字16文字以内・省略不可)[?]
    >>

    ポイント

    ポータル機能では、ポータル、およびInteraction Manager管理コンソールを1セットでテナントとして配備します。ここでは、このテナント名を指定します。テナント名は、Interaction Manager管理コンソールの“レイアウトと基本情報”に表示され、自身のテナントを確認することができます。

  2. テナントIDを設定します。

    === <テナントIDの設定> ===
    構築するテナントのテナントIDを入力してください。
    (半角英数字10文字以内・省略不可)[?]
    >>

    ポイント

    テナントIDはシステム上で一意です。またデフォルト設定では、コンテキストルート、Application Server上に作成されるリソース名に利用されます。

webサーバの設定

構築したテナントを接続するWebサーバを設定します。

=== <Webサーバの設定> ===
IJServerクラスタが連携するWebサーバを指定してください。
(省略:FJapache) [?]
FJapacheを推奨します。別名を設定する場合、あらかじめInterstage管理コンソールから同名のWebサーバを作成してください。>>

Interaction Manager管理コンソールの設定

  1. Interaction Manager管理コンソールにアクセスするためのコンテキストルートを設定します。

    === <Interaction Manager管理コンソールのコンテキストルートの設定> ===
    Interaction Manager管理コンソールのコンテキストルートを指定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    (省略:<テナントID>/iimconsole) [?]
    >><テナントID>/

    注意

    <テナントID>/以降を設定することができます。他のコンテキストルートについても同様です。

  2. Interaction Manager管理コンソールのIJServerクラスタ名を設定します。

    === <Interaction Manager管理コンソール用IJServerクラスタ名の設定> ===
    Interaction Manager管理コンソールを配備するIJServerクラスタ名を設定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    (省略:<テナントID>_mc)[?]
    >>
  3. Interaction Manager管理コンソールのサーバインスタンス名を設定します。

    === <Interaction Manager管理コンソール用サーバインスタンス名の設定> ===
    Interaction Manager管理コンソール用サーバインスタンス名を設定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    (省略:<テナントID>_mi)[?]
    >>
  4. Interaction Manager管理コンソールのWebアプリケーションの名前を設定します。

    === <Interaction Manager管理コンソール用アプリケーション名の設定> ===
    Interaction Manager管理コンソール用アプリケーション名を設定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    (省略:<テナントID>_ma)[?]
    >>

Interaction Managerポータルの設定

  1. Interaction Managerポータルにアクセスするためのコンテキストルートを設定します。

    === <Interaction Managerポータルのコンテキストルートの設定> ===
    Interaction Managerポータルのコンテキストルートを指定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    (省略:<テナントID>/iimportal) [?]
    >><テナントID>/
  2. Interaction ManagerポータルのIJServerクラスタ名を設定します。

    === <Interaction Managerポータル用IJServerクラスタ名の設定> ===
    Interaction Managerポータルを配備するIJServerクラスタ名を設定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    (省略:<テナントID>_pc)[?]
    >>
  3. Interaction Managerポータルのサーバインスタンス名を設定します。

    === <Interaction Managerポータル用サーバインスタンス名の設定> ===
    Interaction Managerポータル用サーバインスタンス名を設定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    (省略:<テナントID>_pi)[?]
    >>
  4. Interaction ManagerポータルのWebアプリケーションの名前を設定します。

    === <Interaction Managerポータル用アプリケーション名の設定> ===
    Interaction Managerポータル用アプリケーション名を設定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    (省略:<テナントID>_pa)[?]
    >>

Autopilot機能の設定

  1. Autopilot機能にアクセスするためのコンテキストルートを設定します。

    === <Autopilot機能のコンテキストルートの設定> ===
    Autopilot機能のコンテキストルートを指定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    (省略:<テナントID>/autopilot) [?]
    >><テナントID>/
  2. Autopilot機能のIJServerクラスタ名を設定します。

    === <Autopilot機能用IJServerクラスタ名の設定> ===
    Autopilot機能を配備するIJServerクラスタ名を設定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    (省略:<テナントID>_ac)[?]
    >>
  3. Autopilot機能のサーバインスタンス名を設定します。

    === <Autopilot機能用サーバインスタンス名の設定> ===
    Autopilot機能用サーバインスタンス名を設定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    省略:<テナントID>_ai)[?]
    >>
  4. Autopilot機能のアプリケーション名を設定します。

    === <Autopilot機能用アプリケーション名の設定> ===
    Autopilot機能用アプリケーション名を設定してください。
    (使用できる文字列や入力制限については、Interstage Application ServerのJava EE運用ガイドを参照してください。)
    (本項目では指定された名前を元に、2つのアプリケーション名を生成します。)
    (省略:<テナントID>_aa1)[?]
    >>

アクセス許可するドメイン設定

Interaction Managerのポータル機能からのアクセスを許可するドメインを設定します。

=== <アクセスを許可するドメインの設定> ===
Interstage Interaction Managerからアクセスを許可するドメインを設定してください。
(複数登録する場合、ドメインは"|"で区切ってください。 例)localhost|*.foo.com|127.0.0.0)
(マルチバイト不可・省略可)[?] 
>>

プロキシ設定

  1. プロキシサーバの使用の有無を設定します。

    === <Proxyサーバの設定> ===
    Proxyサーバの使用の有無を設定してください。(使用する:y,使用しない:n)
    (省略:使用しない)[y,n]
    >>
  2. HTTP通信用プロキシのホスト名を設定します。

    === <Proxy設定(HTTP HOST)> ===
    HTTP通信用Proxyのホスト名を設定してください。
    (マルチバイト不可・省略可)[?]
    >>
  3. HTTP通信用プロキシのポート番号を設定します。

    === <Proxy設定(HTTP ポート番号)> ===
    HTTP通信用Proxyのポート番号を設定してください。(1-65535)
    (省略不可)[?]
    >>
  4. HTTPS通信用プロキシのホスト名を設定します。

    === <Proxy設定(HTTPS HOST)> ===
    HTTPS通信用Proxyのホスト名を設定してください。
    (マルチバイト不可・省略可)[?]
    >>
  5. HTTPS通信用プロキシのポート番号を設定します。

    === <Proxy設定(HTTPS ポート番号)> ===
    HTTPS通信用Proxyのポート番号を設定してください。(1-65535)
    (省略不可)[?]
    >>
  6. プロキシを経由しないドメインを設定します。

    === <Proxy設定(Proxyを経由しないドメイン)> ===
    Proxyを経由しないドメインを設定してください。
    (複数登録する場合、ドメインは"|"で区切ってください。 例)localhost|*.foo.com|127.0.0.0)
    (マルチバイト不可・省略可)[?]
    >>

認証基盤の設定

  1. 認証基盤の種別を選択します。

    === <認証基盤の認証種別の設定> ===
    認証基盤の認証種別を選択してください。(Interaction Manager:1,LDAP:2,ActiveDirectory:3,SSO:4)
    (省略:Interaction Manager)[1,2,3,4]
    >>

    注意

    認証基盤に「Interaction Manager認証」または「Interstage シングル・サインオン」を指定した場合、以下の認証基盤に関する設定は必要ありません。

    「Interaction Manager認証」または「Interstage シングル・サインオン」以外を指定した場合、以下の認証基盤に関する設定は、それぞれの認証基盤の定義を参照し、決定してください。

  2. 認証基盤のサーバアドレスを設定します。

    === <認証基盤のサーバアドレスの設定> ===
    使用する認証基盤のサーバアドレスを設定してください。
    (省略不可)[?]
    >>
  3. 認証基盤のポート番号を設定します。

    === <認証基盤のポート番号の設定> ===
    認証基盤のアクセス用ポート番号を設定してください。(1-65535)
    (省略不可)[?]
    >>
  4. 認証基盤のアクセスDNを設定します。

    === <認証基盤のアクセスDNの設定> ===
    認証基盤のアクセス用DN(Distinguished Name)を指定してください。
    (省略不可)[?]
    >>
  5. 認証基盤の管理者のパスワードを設定します。

    === <認証基盤のアクセス用パスワードの設定> ===
    認証基盤のアクセス用パスワードを指定してください。
    (省略不可)[?]
    >>

    注意

    認証基盤のアクセス用パスワードに、".,_%#'`?[]{}~^+-*/@!$=\を使用する場合は、\でエスケープしてください。
    例) 認証基盤のアクセス用パスワードに、pass'wordを設定する場合は、以下のように指定してください。
    pass\'word

  6. 確認のため、認証基盤の管理者のパスワードを再度入力します。

    === <認証基盤のアクセス用パスワードの設定(確認)> ===
    確認のため、認証基盤のアクセス用パスワードを指定してください。
    (省略不可)[?]
    >>
  7. 認証基盤のユーザーのベースDNを設定します。

    === <認証基盤のユーザーのベースDNの設定> ===
    認証基盤のユーザーのベースDN(Distinguished Name)を指定してください。
    (複数登録する場合、ベースDNは";"で区切ってください。例)ou=User,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com;ou=User2,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com)
    (省略不可)[?]
    >>
  8. 認証基盤から参照するユーザー情報のユニークキーを設定します。

    === <認証基盤のユニークキーの設定> ===
    認証基盤のユニークキーを指定してください。
    ユニークキーの値はベースDN内で一意である必要があります。
    (省略不可)[?]
    >>

セットアップ管理者の設定

  1. Interaction Manager管理コンソールを操作するセットアップ管理者のIDを設定します。

    === <Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のIDを設定> ===
    Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のIDを指定してください。
    (省略:super) [?]
    >>
  2. セットアップ管理者のパスワードを設定します。

    === <Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のパスワードを設定> ===
    Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のパスワードを指定してください。
    (省略:super)[?]
    >>
  3. 確認のため、セットアップ管理者のパスワードを再度入力してください。

    === <Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のパスワードを設定(確認)> ===
    確認のため、Interaction Manager管理コンソールのセットアップ管理者のパスワードを再度入力してください。
    (省略:super)[?]
    >>

    注意

    • 認証種別でssoを選択した場合、セットアップ管理者のパスワードは設定しません。

    • 認証種別でssoを選択した場合、ここで設定したセットアップ管理者のユーザーIDがInterstage シングル・サインオン認証基盤にあるか確認し、ない場合はInterstage シングル・サインオン認証基盤に追加してください。

データベースの設定

  1. データベースの種別を選択します。

    === <データベースのDB種別の設定> ===
    データベースのDB種別を選択してください。(Symfoware:1,Oracle:2)
    (省略:Symfoware)[1,2]
    >>
  2. JDBCドライバの格納先を設定します。

    === <JDBCドライバの設定> ===
    <DB種別>のJDBCドライバのフルパスを指定してください。
    例)/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar
    (省略不可)[?]
    >>
  3. アクセス用ユーザーIDを設定します。

    === <アクセス用ユーザーIDの設定> ===
    <DB種別>のアクセス用ユーザーIDを指定してください。
    (省略不可)[?]
    >>
  4. アクセス用パスワードを設定します。

    === <アクセス用パスワードの設定> ===
    <DB種別>のアクセス用パスワードを指定してください。
    (省略不可)[?]
    >>

    注意

    データベースのアクセス用パスワードに、".,_%#'`?[]{}~^+-*/@!$=\を使用する場合は、\でエスケープしてください。
    例) データベースのアクセス用パスワードに、pass'wordを設定する場合は、以下のように指定してください。
    pass\'word

  5. 確認のため、アクセス用パスワードを再度入力します。

    === <アクセス用パスワードの設定(確認)> ===
    確認のため、<DB種別>のアクセス用パスワードを指定してください。
    (省略不可)[?]
    >>
  6. 接続プロトコルを選択してください。

    === <接続プロトコルの設定> ===
    <DB種別>の接続プロトコルを選択してください。(ローカル:1,リモート:2)
    (省略不可)[?]
    >>

    注意

    接続プロトコルの選択は、データベースの種別で「Symfoware」を選択した場合のみ設定します。

  7. 接続先ホスト名を設定します。

    === <接続先ホスト名の設定> ===
    <DB種別>の接続先ホスト名を選択してください。
    (省略不可)[?]
    >>
  8. 接続先ポート番号を設定します。

    === <接続先ポート番号の設定> ===
    <DB種別>の接続先ポート番号を選択してください。
    (1-65535)
    (省略:10100)[?]
    >>

    注意

    接続プロトコルをローカルに設定した場合、「接続先ホスト名」「接続先ポート名」は設定しません。

  9. データベース資源名を設定します。

    === <Symfowareのデータベース資源名の設定> ===
    <DB種別>のデータベース資源名を設定してください。
    接続プロトコル「リモート」:<データベース名>を入力してください。
    接続プロトコル「ローカル」:<RDBシステム名>と<データベース名>を"."で区切って入力してください。
    (省略不可)[?]
    >>

    注意

    接続プロトコルをリモートに設定した場合、<データベース名>を設定してください。
    接続プロトコルをローカルに設定した場合、<RDBシステム名>と<データベース名>を”.”で区切って入力してください。
    例) IIMDBS.IIMDB

  10. スキーマ名を設定します。

    === <Symfowareのスキーマ名の設定> ===
    <DB種別>のスキーマ名を設定してください。
    (省略不可)[?]
    >>

    注意

    データベースの種別で「Oracle」をした場合、「データベース資源名」「スキーマ名」は設定しません。

  11. SIDを設定します。

    === <OracleのSIDの設定> ===
    <DB種別>のデータベースのSIDを設定してください。
    (省略不可)[?]
    >>

    注意

    「SID」はデータベースの種別で「Oracle」を設定した場合のみ設定します。

セットアップ項目確認

セットアップ項目を確認します。

すべてのパラメーターを設定した後、設定値の確認を行います。問題がない場合はyを入力することで、セットアップ開始確認を行います。修正する場合、該当する番号を入力することで、その設定を再度行います。

(確認完了:y,修正:項目番号)
(省略:y)[y,1-23]
>>

セットアップ開始確認

セットアップの開始有無を指定します。yを入力すると、テナントの構築が開始します。

上記の設定でテナントの構築を開始しますか?
(省略不可)[y,q]
>>