インストールされるRPMパッケージとインストールの手順について説明します。
インストールされるパッケージは以下のとおりです。
RPMパッケージ | 説明 |
---|---|
FJSViim | 本製品のパッケージ |
FJSVrcf | Ajaxフレームワークのパッケージ |
FJSVrcfmp | ポータル機能のパッケージ |
FJSVwebc | ApcoordinatorのWebcoordinatorのパッケージ(注1) |
FJSVbcco | ApcoordinatorのBccoordinatorのパッケージ(注1) |
FJSVcir | インストール/アンインストールの制御、インストールされている製品情報の管理およびアンインストーラ起動(「アンインストールと管理(ミドルウェア)」)を行う富士通ミドルウェアの共通パッケージ(注2) |
FJSVqstl | 富士通ミドルウェア製品共通の資料採取ツール(注2) |
注1) 必要に応じて本製品同梱のApcoordinatorのパッケージがインストールされます。Apcoordinatorのインストールについては、「8.1 フレームワーク」を参照してください。
注2) インストール環境にインストールされていない場合にインストールされます。詳細については、
「8.2 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」についてのご注意」を参照してください。
スーパーユーザーでインストールを行ってください。
インストールシェルスクリプトによるインストール手順を説明します。
マルチユーザーモードでインストールする場合は、他のユーザーの操作がインストールに影響しないことを確認してください。
インストールを行う場合は、スーパーユーザーになります。
# su -
インストールシェルスクリプトはCD-ROM上のディレクトリに移動し、実行してください。
# mount /dev/デバイスファイル名 <CD-ROMマウントディレクトリ> # cd <CD-ROMマウントディレクトリ> # ./setup.sh
注意
setup.shを実行するコンソール画面上の環境変数LANGが適切に設定されていない場合は、英語表示されたり、文字化けして表示されたりすることがあります。日本語表示でインストールを行う場合は、環境変数LANGに“ja_JP.UTF-8”を設定して、setup.shを実行してください。
RHEL5(x86) /(Intel64)で自動マウントデーモン(autofs)によるCD-ROMの自動マウントを行った場合は、マウントオプションに“noexec”が設定されるため、setup.shの実行に失敗します。この場合は、mountコマンドによりCD-ROMを適切に再マウントしてからインストールを実行してください。
なお、マウントされているCD-ROMのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。
インストール中は、Ctrl+Cの押下などによる強制終了は行わないでください。インストール中に強制終了を行うと、富士通ミドルウェア製品情報が不整合となり、インストールを再開しても失敗する場合があります。
Interstage Interaction Managerインストールへようこそ!! 本インストールはInterstage Interaction Managerをインストールします。 リターンキーを押してください。<RETURN>
インストール内容の確認を行い、内容に問題がなければ、“y”と入力してインストールを開始してください。
Interstage Interaction Manager Install Wizard 製品名 : Interstage Interaction Manager バージョン : 10.1.1 会社名 : 富士通株式会社 インストールを開始しますか? [y,n] =>
インストール内容の確認を行い、内容に問題がなければ、“y”と入力してインストールを開始してください。
=== [インストール先ディレクトリ] === プログラムの配置先(変更不可):/opt 設定ファイルの配置先(変更不可):/etc/opt 作業ファイルの配置先(変更不可):/var/opt 上記設定でインストールを開始してよろしいですか? [y,q] =>
注意
インストールの途中で失敗した場合は、直前に出力されたエラーメッセージを確認のうえで、インストールを中止してください。さらに、インストールしたパッケージをアンインストールし、エラー原因を取り除いたあとに、最初からインストール処理を行ってください。
インストールが正常に終了すると、「Interstage Interaction Manager インストールが完了しました。」と表示されます。