従来のWebアプリケーションでは、HTMLが提供する画面部品を用いて画面を開発していました。Interaction Managerでは、HTMLが提供する画面部品より高機能および高品質で、かつカスタマイズ可能な部品を提供します。これらを使うことによって、従来のクライアントサーバシステムと同等な、見栄えがよく使い勝手のよいアプリケーションを作成できます。
また、従来のWebアプリケーションでは、画面遷移の際に、画面の書き替えが完了するまで、他の操作を行うことができませんでした。Interaction Managerが提供する非同期通信と画面の切り替え機能を用いることで、操作ができない時間を大幅に短縮することができ、Webアプリケーションのレスポンスを向上させることができます。
図1.4 操作性向上の例
上記機能を実現するために、Interaction ManagerではAjaxフレームワークの機能を提供しています。Ajaxフレームワークの機能の詳細については、「Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド」を参照してください。