ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Software Configuration Manager Express ユーザーズガイド
FUJITSU Software

11.2.3 管理サーバのリストア

Systemwalker Software Configuration Managerの管理サーバのリストア方法について説明します。

以下の手順でリストアを行ってください。リストアを行うまえに、Systemwalker Software Configuration Managerを停止する必要があります。また、リストア後、構成情報の最新化を行うまえに、Systemwalker Software Configuration Managerを起動する必要があります。

Systemwalker Software Configuration Managerの起動・停止方法については、「第10章 Systemwalker Software Configuration Managerの起動・停止」を参照してください。

11.2.3.1 ユーザー情報のリストア

「ユーザー情報のバックアップ」で採取したユーザー情報をリストアします。ユーザー情報のリストア方法については、以下のServerView Operations Managerのマニュアルを参照してください。なお、ServerView Resource Orchestratorと連携している場合、ユーザー情報のリストアは、ServerView Resource Orchestratorで行ってください。

【Windows】

【Linux】

11.2.3.2 Systemwalker Runbook Automation資産のリストア

「Systemwalker Runbook Automation資産のバックアップ」で採取したSystemwalker Runbook Automation資産をリストアします。Systemwalker Runbook Automation資産のリストアは、コマンドプロンプトで以下のコマンドを使用して行います。コマンドの詳細は『リファレンスガイド』を参照してください。

コマンド名

概要

swrba_restore

ユーザー資産のリストアを行います。

注意

  • Systemwalker Runbook Automation資産のリストアは、OSの管理者権限(administrator/root)を持つユーザーアカウントで行ってください。

  • 退避先ディレクトリ名はフルパスで指定してください。また、半角英数字のみが指定可能です、記号および空白を含むことはできません。指定可能な最大パス長は32文字です。

11.2.3.3 ServerView Resource Orchestrator資産のリストア(ServerView Resource Orchestratorと連携時)

「ServerView Resource Orchestrator資産のバックアップ(ServerView Resource Orchestratorと連携時)」で採取したServerView Resource Orchestrator資産をリストアします。ServerView Resource Orchestrator資産のリストア方法は、『ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition 運用ガイド』の「管理サーバのリストア」を参照してください。

11.2.3.4 ユーザー資産のリストア

「ユーザー資産のバックアップ」で採取したユーザー資産をリストアします。ユーザー資産のリストアは、コマンドプロンプトで以下のコマンドを使用して行います。コマンドの詳細は『リファレンスガイド』を参照してください。

コマンド名

概要

swcfmg_restore

ユーザー資産のリストアを行います。

注意

ユーザー資産のリストアは、OSの管理者権限(administrator/root)を持つユーザーアカウントで行ってください。

11.2.3.5 構成情報の最新化

Systemwalker Software Configuration Managerのリストア後、Systemwalker Software Configuration Managerを起動し、構成情報の最新化を行ってください。

構成情報の最新化の手順を以下に示します。

  1. cmdbrefreshコマンドを実行して、CMDBの情報を更新します。以下のコマンドを実行してください。

    【Windows】

    %SWCMDB_INSTALL_PATH%\FJSVcmdbm\bin\cmdbrefresh.exe -a -q

    【Linux】

    /opt/FJSVcmdbm/bin/cmdbrefresh.sh -a -q