SSL通信の環境削除について説明します。
SSL通信を行うための設定解除
Interstage管理コンソールを使用して、SSLの定義を削除します。
Interstage管理コンソールを起動します。
Interstage管理コンソールの起動手順は以下です。
Webブラウザを起動します。
Interstage管理コンソールのURLを指定します。
http://[管理サーバのホスト名]:[Interstage管理コンソールのポート番号]/IsAdmin/ |
※ ポート番号はデフォルトでは「12000」です。
Interstage管理コンソールにログインします。
ログインユーザは、Administrators権限を持つ、管理サーバのマシンユーザでログインしてください。
SSLの定義を削除します。
[システム]>[セキュリティ]>[SSL]を選択しSSL定義の一覧を表示します。
削除するSSL定義(CFMG-SSL)をチェックして、[削除]ボタンをクリックします。
SSL通信に使用する証明書の削除
SSL通信に使用するサイト証明書とそれに対応する秘密鍵、または認証局の証明書をInterstage証明書環境から削除します。
注意
Systemwalker Software Configuration ManagerをServerView Resource Orchestratorと連携して運用している場合、または、すでに環境構築が完了していたSSL通信を利用している場合は、本手順を実施しないでください。
サイト証明書を削除すると、対応する秘密鍵も削除されます。秘密鍵がなくなると、二度とサイト証明書として登録できなくなります。また、認証局証明書を削除すると、その認証局の発行した認証局証明書やサイト証明書は使用できなくなります。十分注意のうえ、削除してください。
有効期間が切れて使用されなくなった証明書をそのまま残しておいても問題はありません。
削除手順
以下の設定値を使って、コマンドの実行例を示します。
・サイト証明書のニックネーム:SERVERCERT
【Windows】
C:\> scsdelete -n SERVERCERT Password: SCS: 情報: scs0103: 証明書を削除しました。
【Linux】
# scsdelete -n SERVERCERT Password: SCS: 情報: scs0103: 証明書を削除しました。