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Systemwalker Software Configuration Manager 開発ガイド
FUJITSU Software

1.1 ソフトウェア情報の定義

ソフトウェア情報の定義は、ソフトウェア情報管理コマンド(swcfmg_software)で行います。

ソフトウェア情報管理コマンドには、以下の機能があります。コマンドの詳細については、「第3章 コマンドリファレンス」を参照してくだい。

ソフトウェア情報の登録

ソフトウェアの基本情報をCMDBに登録します。なお,登録時に「ソフトウェアID」が自動採番で割り当てられます。

【登録情報】

「ソフトウェア名+バージョン+OS種別」で一意の情報を登録します。すべてが同じ情報は同一ソフトウェアと判断し、CMDBにすでに登録されている場合は、新規登録できません。

ソフトウェア情報の登録は、以下のCSVファイルをソフトウェア情報管理コマンドで指定して行います。ファイル形式の詳細については、「第4章 ファイルリファレンス」を参照してください。

[#][<Software ID>],<Software name>,<Version>,<OS type>,<Vendor>
…

注意

新規登録時の注意事項

新規登録時は、<Software ID>(ソフトウェアID)は記載できません。<Software ID>が記載されている場合、登録処理はエラーとなります。

ソフトウェア情報の更新

登録済のソフトウェア情報を更新します。

ソフトウェア情報の更新は、上記の形式のCSVファイルをソフトウェア情報管理コマンドで指定して行います。

更新時のキーとなる情報は「ソフトウェアID」です。ソフトウェアIDは登録時に自動採番されて設定されます。そのため、ソフトウェア情報の出力機能で、登録したソフトウェア情報のソフトウェアIDを確認してください。

情報更新時は、ソフトウェア情報の出力機能を使用して生成されたファイルを修正し、更新が不要なソフトウェアの情報を削除したファイルをコマンドの入力とすることをお薦めします。

なお、ソフトウェアIDが記載されていない場合、または、誤ったソフトウェアIDが記載されている場合、更新処理はエラーとなります。

ソフトウェア情報の削除

登録済のソフトウェア情報を削除します。

ソフトウェア情報の削除は、ソフトウェアIDを指定して実施します。

ソフトウェアIDは、ソフトウェア情報の出力機能を使用して確認してください。

なお、登録したソフトウェア情報に対して、インストール済ソフトウェア情報が登録されている場合、ソフトウェア情報を削除することはできません。不要なソフトウェア情報を削除する場合は、事前にインストール済ソフトウェア情報を削除してください。

ソフトウェア情報の出力

登録済のソフトウェア情報を以下のCSV形式で出力します。

出力先は、コマンドの標準出力、または、指定されたファイルです。

#Software ID,Software name,Version,OS type,Vendor
<Software ID>,<Software name>,<Version>,<OS type>,<Vendor>
…