各環境をバージョンアップした後に端末初期設定、および端末動作設定を行う方法について説明します。
手順は以下のとおりです。“4.2 バージョンアップの流れ”に沿って下記の手順を実行してください。
階層化サービスを開始する
停止していた階層化サービスを開始します。
注意
階層化サービス開始時の注意事項について
3階層の場合、不整合が発生しないよう統合管理サーバでの端末初期設定・端末動作設定がすべて完了するまで、下位管理サーバの階層化サービスを開始しないでください。
下位管理サーバの階層化サービスを起動した場合、データ一元管理の設定を行っていると、管理サーバ間でデータ同期処理が開始します。そのため、複数台の管理サーバを起動する場合は少し時間をあけながら起動してください。また、データ同期処理中は管理コンソール、ログビューアは使用できません。
Windowsのサービス画面を表示し、階層化サービス(SWLevelControlService)を選択して、[操作]メニューから[開始]を選択します。
端末初期設定を設定する
管理コンソール画面から[端末初期設定]画面を開きます。
[管理コンソール]画面を起動します。
[動作設定]メニューから[端末初期設定]を選択します。
→[端末初期設定]画面が表示されます。
バージョンアップ前に存在しなかった機能については、初期値が設定されています。必要に応じて設定を行ってください。設定内容の詳細については、“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編”の“端末初期設定を行う”を参照してください。
また、上記手順を行うことで、追加されたポリシーの端末初期設定は設定されますが、既存のCTポリシーやユーザーポリシーへの反映は行われません。追加されたポリシーのCTポリシーやユーザーポリシーへの反映は別途行ってください。CTポリシーやユーザーポリシーの反映方法については、“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編”の“CTポリシー/ユーザーポリシーを変更する”を参照してください。
端末動作設定を設定する
管理コンソールの[端末動作設定]画面の初期値を変更するときは、以下の手順で行います。
[管理コンソール]画面を起動します。
[動作設定]メニューから[端末動作設定]を選択します。
→[端末動作設定]画面が表示されます。
[端末動作設定]の値を変更します。
管理コンソールの[端末動作設定]画面の初期値の変更を行わない場合は、次の手順に進みます。
サーバサービスを開始する
停止していたサーバサービスを開始します。
注意
統合管理サーバの設定完了後にサービスを開始してください
3階層の場合、不整合が発生しないよう統合管理サーバで“2.3.5 管理サーバ/統合管理サーバの環境を設定する”と端末初期設定・端末動作設定がすべて完了するまで、サーバサービスを開始しないでください。
Windowsのサービス画面を表示し、サーバサービス(SWServerService)を選択して、[操作]メニューから[開始]を選択します。