ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド
FUJITSU Software

4.2.1 管理サーバ/統合管理サーバを同一サーバでバージョンアップする

旧版のSystemwalker Desktop Keeperから管理サーバ/統合管理サーバをV15.1.0にバージョンアップする流れについて、以下の3パターンで説明します。

また、Systemwalker Desktop Log AnalyzerからSystemwalker Desktop Keeperに移行する流れについても説明します。Systemwalker Desktop Log AnalyzerからSystemwalker Desktop Keeperに移行する場合は、移行の実施前に、管理サーバ/統合管理サーバのバージョンアップを完了させてください。

Systemwalker Desktop Keeper V15.1.0を新規インストールする場合は、“第2章 導入”を参照してください。

注意

V15.0.0へバージョンアップする場合、必ずユーザー資産のバックアップを行って下さい。 ここでバックアップしたユーザー資産を使用して、V15.1.0へバージョンアップ後に、ユーザー資産の復元を行います。
運用データベース、ログ閲覧データベースは再定義が必要です。 V13.2.0より提供されていたデータベースのバージョンアップコマンド"SWDTK_DBCV"はV15.1.0では提供されません。

注意

バージョンアップ後のバックアップ作業について

  • バージョンアップ後は旧版のバックアップコマンドは使用できません。すべてV15.1.0のバックアップコマンドを使用してください。

  • V12からバックアップコマンド名が変更されているので、以下の条件をすべて満たす場合は、スケジューラの内容を変更してください。変更後は、正しくバックアップコマンドが呼び出されるか、動作確認を実施してください。
    バックアップコマンド名の変更内容については、“リリース情報”の“管理サーバ”を参照してください。

    • V12からバージョンアップした場合

    • スケジューラの機能を使用してバックアップコマンドを起動していた場合

V12からのバージョンアップの場合

V12.0L10、V12.0L20からのバージョンアップの流れは以下のとおりです。

V13からのバージョンアップの場合

V13.0.0、V13.2.0、V13.2.1、V13.3.0からのバージョンアップの流れは以下のとおりです。

V14からのバージョンアップの場合

V14のWebコンソールのURLをブラウザのブックマークとして保存している場合は、再度、V15.0.0のWebコンソールにアクセスして、ブックマークを登録しなおしてください。V15.0.0のWebコンソールのアクセス方法は、“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編”の“ログビューアを起動する”を参照してください。
V14からのバージョンアップの流れは以下のとおりです。

注意

管理サーバ/統合管理サーババージョンアップ後に発生するエラーについて
ログアナライザを利用している環境において、管理サーバ/統合管理サーバのバージョンアップ後に、管理サーバ/統合管理サーバ上で以下のエラーイベントログが発生する場合があります。
イベントID : 3421
種類 : エラー
ソース : SWDTK_PB
メッセージ :「複合機連携バッチ処理において、ログアナライザサーバデータベースのアクセスに失敗しました。(サーバIPアドレス=%1 結果コード=%2 結果メッセージ=%3 結果詳細=%4)」
注) %1~%4は環境によって異なります。

本エラーはログアナライザサーバをバージョンアップすることで対処されます。

ログアナライザサーバのバージョンアップ手順は、“4.9.1 Systemwalker Desktop Log Analyzer管理サーバからログアナライザサーバに移行する”を参照してください。「Systemwalker Desktop Log Analyzer管理サーバ」は、「旧版のログアナライザサーバ」と読み替えてください。

ログアナライザを使用せずに状況画面を使用する場合は、ログアナライザサーバのバージョンアップ作業、レポート出力ツールの移行作業は、不要です。

Systemwalker Desktop Log Analyzerからの移行

バージョンアップは、現在の環境をすべて削除してから、新規に環境を構築しなおします。
バージョンアップ作業の流れを以下に示します。