Systemwalker Desktop Keeperでは、Webブラウザを使用してログの参照や分析を行います。
Webブラウザとして以下のブラウザが利用可能です。
Microsoft® Internet Explorer® 6.0 (ServicePack1)
Windows® Internet Explorer® 7
Windows® Internet Explorer® 8
Windows® Internet Explorer® 9
Windows® Internet Explorer® 10
Windows® Internet Explorer® 11
Webブラウザを使用するPCでは、Internet Explorerのセキュリティレベルの設定を必要に応じて行ってください。
Webブラウザのサイト(URL)が属するゾーンのセキュリティレベルが、以下に示すレベルより高い場合、正常に動作しない場合があります。
Microsoft® Internet Explorer® 6.0の場合は「中」
Windows® Internet Explorer® 7の場合は「中高」
Windows® Internet Explorer® 8の場合は「中高」
Windows® Internet Explorer® 9の場合は「中高」
Windows® Internet Explorer® 10の場合は「中高」
Windows® Internet Explorer® 11の場合は「中高」
上記の理由で正常動作しない場合、Webブラウザのサイト(URL)を上記と同等以下のセキュリティレベルのゾーンに所属させるか、現在所属しているゾーンのセキュリティレベルを下げる必要があります。
通常、[イントラネット]または[信頼済みサイト]のゾーンは上記のセキュリティレベルが既定となっているため、どちらかのゾーンの[サイト]にWebコンソールのサイト(URL)を登録することをおすすめします。
なお、Webブラウザを表示させたときに、ブラウザの右下に現在属しているゾーンが表示されます([イントラネット]、[インターネット]など)。
Webコンソールのサイト(URL)の[信頼済みサイト]への登録の状態を変更(追加または削除)する場合は、Webコンソールにログオンする前に行ってください。ログオン中に行うと、ログアウトなどの操作ができなくなる場合があります。
注意
以下のOSで、ビルトインAdministratorアカウントでログインした場合、Webコンソールは、DesktopアプリケーションのInternet Explorer®を使用してください。WindowsストアアプリのInternet Explorer®は対応していません。
Windows® 8 Pro
Windows® 8 Enterprise
Windows® 8.1 Pro
Windows® 8.1 Enterprise
Microsoft® Windows Server® 2012 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 Essentials
Microsoft® Windows Server® 2012 Foundation
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Foundation
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Standard
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Essentials
注意
Webコンソール、ログビューアを使用する場合、HTTPSの設定を推奨します。IIS・Webブラウザで設定を行って下さい。
64ビットOS上のInternet Explorer®の設定について
64ビットOSの場合は、Webブラウザは32ビット版のInternet Explorer®を使用してください。
ファイルのダウンロードが成功しない場合の設定について
ファイルをダウンロードする操作としては以下があります。
ログ検索後、ファイル追跡後、設定変更ログ検索後のCSV出力機能でのファイルのダウンロード
コマンドプロンプトログの内容ダウンロード機能によるファイルのダウンロード
ファイル持出しログの付帯ファイルダウンロード機能によるファイルのダウンロード
画像表示画面からのファイル保存によるダウンロード
上記のファイルのダウンロード操作を行った場合、保存先のファイル名を入力した後に[~コピーしました]の画面が表示されたままダウンロードに時間がかかる、またはダウンロードが終了しない場合があります。
その場合、以下の設定を変更してください。
Systemwalker Desktop Keeperのサイト(URL)を信頼済みサイトに登録し、Internet Explorer®の[SmartScreen フィルタ機能]を無効にします。
なお、この設定を行うことで、信頼済みサイトに登録しているすべてのサイトで[SmartScreen フィルタ機能]が無効になります。
ログビューアを起動し[ログイン]画面を表示します。
[ログイン]画面を表示したままで以下の設定をします。ログビューアの起動方法は、“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編”の“ログビューアを起動する”を参照してください。
Internet Explorer®のメニューより[ツール]-[インターネット オプション]を選択し、[インターネット オプション]画面を表示します。
[セキュリティ]タブを開き、[信頼済みサイト]のアイコンをクリック後、[サイト]ボタンをクリックします。[信頼済みサイト画面]を表示します。
[このWebサイトをゾーンに追加する]にSystemwalker Desktop Keeperのサイト(URL)が設定されていることを確認し、[追加]ボタンをクリックします。
[信頼済みサイト画面]で[閉じる]ボタンをクリックして画面を閉じます。
[インターネット オプション]で[信頼済みサイト]のアイコンを選択し、[レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックします。
[セキュリティ設定 - 信頼されたゾーン]画面で設定の中から、[その他]-[SmartScreen フィルタ機能を使う]の[無効にする]をクリックします。
[セキュリティ設定 - 信頼されたゾーン]画面で[OK]ボタンをクリックして画面を閉じます。
[インターネット オプション]画面で[OK]ボタンをクリックして画面を閉じます。
Windows Server® 2003の場合、KB932823の修正を適用することで回避できます。修正を適用しない場合、IMEの[高度なテキスト サービス機能]を無効にすることで回避できます。なお、IMEの[高度なテキスト サービス機能]を無効にした場合は、言語バーが閉じられ、表示させることができなくなります。
IMEの設定で回避する場合の手順は以下のとおりです。
Windowsの[ファイル名を指定して実行]を選択します。
名前に[control international]と入力し、[OK]ボタンをクリックします。[地域と言語のオプション]画面を表示します。
[地域と言語のオプション]画面で[言語]タブをクリックし、[詳細]ボタンをクリックします。[テキストサービスと入力言語]画面を表示します。
[テキストサービスと入力言語]画面で[詳細設定] タブをクリックし、[高度なテキスト サービスをオフにする]チェックボックスをクリックしてオンにします。
[テキストサービスと入力言語]画面で[OK]ボタンをクリックして画面を閉じます。
[地域と言語のオプション]画面で[OK]ボタンをクリックして画面を閉じます。
Systemwalker Desktop Patrolと連携する場合の設定について
Systemwalker Desktop Patrolと連携し、Windows® Internet Explorer® 8以降を使用する場合、以下の設定を行ってください。
Internet Explorer®の[ツール]-[インターネットオプション]-[セキュリティ]タブを開きます。
Systemwalker Desktop KeeperおよびSystemwalker Desktop Patrolのサイト(URL)が所属するゾーンを選択して[レベルのカスタマイズ]をクリックし[セキュリティ設定]画面を開きます。
設定欄で[その他]グループにある[異なるドメイン間のウィンドウとフレームの移動]を[有効] にします。
[セキュリティ設定]画面で[OK]をクリックします。
[セキュリティ]タブで[適用]または[OK]をクリックします。