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Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド
FUJITSU Software

2.3.4 IISの設定

Systemwalker Desktop Keeperでは、Webブラウザを使用して管理を行うため、WebサーバとしてIISを利用します。
管理サーバ/統合管理サーバのインストール時にIISの設定は自動で行われます。
ただし、Windows Server® 2003の場合は、以降の手順を実施してアプリケーションプール[DTK]を作成してください。
Windows Server® 2008/Windows Server® 2012の場合は、アプリケーションプール[DTK]を自動作成します。

注意

Windows Server® 2008/Windows Server® 2012の場合

Systemwalker Desktop Keeperで利用するアプリケーションプール([DTK])の詳細設定で[ユーザープロファイルの読み込み]を[True]にしないでください。

[True]にした場合、Webコンソールが正常に動作しない場合があります。

Windows Server® 2003の場合

Windows Server® 2003の場合、IISの設定は自動で行われますが、自動設定で利用するアプリケーションプールは、[DefalutAppPool]になっています。以下の手順で設定を行い、Systemwalker Desktop Keeper専用のアプリケーションプールを作成して運用してください。
本手順は、IIS6.0の実行例です。

  1. [コントロールパネル]-[管理ツール]-[インターネットインフォメーション サービス(IIS)マネージャ]を選択します。

    →[インターネットインフォメーション サービス(IIS)マネージャ]画面が表示されます。
    [インターネットインフォメーション サービス(IIS)マネージャ]画面のツリービューで、[PC名]-[アプリケーションプール]を選択し、右クリックで[新規作成]-[アプリケーションプール]を選択します。
    →[新しいアプリケーションプールの追加]画面が表示されます。

  2. [新しいアプリケーションプールの追加]画面の[アプリケーションプールID]に[DTK]と入力し、[OK]ボタンをクリックします。
    →[インターネットインフォメーション サービス(IIS)マネージャ]画面のツリービューの[PC名]-[アプリケーションプール]配下に[DTK]が作成されます。

  3. [インターネットインフォメーション サービス(IIS)マネージャ]画面のツリービューの[PC名]-[アプリケーションプール]-[DTK]を選択し、右クリックで[プロパティ]を開きます。
    →[DTKのプロパティ]画面が表示されます。

  4. [パフォーマンス]タブを選択します。

  5. [アイドルなワーカープロセスの解放までの待ち時間(分)]のチェックボックスのチェックを外します。

  6. [適用]ボタンをクリックするか、[OK]ボタンをクリックして画面を終了します。

  7. ツリービューの[PC名]-[Webサイト]-[既定のWebサイト]-[Scripts]-[DTK]を選択し、右クリックで[プロパティ]を開きます。
    →[DTKのプロパティ]画面が表示されます。

    説明: imgfile/IISDTLAprop.gif

  8. [作成]ボタンをクリックします。
    →[アプリケーション名]が[DTK]となり、[アプリケーションプール]のプルダウンメニューが選択可能になります。

  9. [アプリケーションプール]のプルダウンメニューから、[DTK]を選択します。
    →ここまでの作業で以下の画面となります。

    説明: imgfile/IISDTLAprop-2.gif

  10. [適用]ボタンをクリックするか、[OK]ボタンをクリックして画面を終了します。

  11. [インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ]画面を閉じて、完了します。