Active Directory連携を行わない場合においても、ユーザーポリシー(ユーザー情報)を統合管理サーバで一元管理できます。ユーザーポリシー(ユーザー情報)を一元管理する場合は、管理コンソールは、必ず統合管理サーバに接続してください。
ユーザー情報の一元管理は、3階層のシステム構成で実現できます。
3階層でのシステム構成の場合、ユーザーポリシーおよび、ユーザー情報を統合管理サーバで一元管理するか、各管理サーバで管理するかを決定する必要があります。(Active Directoryと連携する場合は自動的に統合管理サーバで一元管理する設定となります)
それぞれの管理方法の特徴は以下のとおりです
設定 | 特徴 |
---|---|
統合管理サーバで一元管理 |
|
各管理サーバで管理 |
|
ユーザーポリシーの管理方法は、Systemwalker Desktop Keeperの導入時に設定します。
統合管理サーバで一元管理
各管理サーバで管理
注意
運用開始後にユーザーポリシーを一元管理に変更する場合の注意点について
Systemwalker Desktop Keeperの運用開始後に統合管理サーバで一元管理する設定に変更することは可能です。
各管理サーバで設定した情報を統合管理サーバに移行する機能(ユーザー定義移行コマンド)を用意していますが、各管理サーバで、同階層で同名のユーザーグループが存在する場合、一元化後、ユーザーグループツリー上で同名のグループが作成されます。このため、移行後、ユーザーの移動、ユーザーグループの削除等の整理を行う必要があります。