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Interstage AR Processing Server V1.1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

5.8.2 リストア

リストアは以下の手順で行います。

  1. 以下のコマンドからWebコンテナを停止します。
    > arsvadmin stop-webcontainer
  2. 以下のメッセージが出力され、Webコンテナが正常に停止したことを確認します。
    Command stop-webcntainer executed successfully.
  3. 以下のコマンドからデータベースを停止します。
    > arsvadmin stop-db
  4. 以下のようなメッセージが出力され、データベースが正常に停止したことを確認します。
    Command stop-db executed successfully.
  5. 以下のコマンドを実行します。
    > arsvrestore –-target directory_name
  6. 以下のメッセージが表示されます。リストアを行うと現在のDBのデータが消えてしまいます。リストアを実行する場合は[y]を、中止する場合は[n]を入力します。
    This command will overwrite the current database data. Continue the operation?
    [y,n]
  7. 以下のメッセージが出力されることを確認してください。
    Restore from [バックアップ先ディレクトリ]\[日時ディレクトリ]
    Command arsvrestore executed successfully.
  8. 以下のコマンドからDBを起動します。
    > arsvadmin start-db
  9. 以下のメッセージが出力され、データベースが正常に起動したことを確認します。
    Command start-db executed successfully.
  10. Webコンテナを起動します。
    > arsvadmin start-webcontainer
  11. 以下のようなメッセージが出力され、Webコンテナが正常に起動したことを確認します。
    Command start-webcntainer executed successfully.

ポイント

  • directory_nameはバックアップを実行した日時のバックアップ名を指定します。
  • バックアップ名の形式は「YYYYMMDDHHMMSS」です。
  • <YYYYMMDDHHMMSS>は年4桁・月2桁・日2桁・時間2桁・分2桁・秒2桁の形式です。

注意

  • リストアコマンドが正常終了しない場合がありますので、以下の操作は行わないでください。
    • リストアコマンド実行中のCtrl+Cによる強制終了
    • リストアコマンド実行中のarsvadminコマンド実行
    • リストアコマンド実行中のバックアップコマンド実行
  • 復旧する際にはディスクの空きサイズに注意してください。
  • リストアコマンドはWindowsとLinux間でのご利用はできません。WindowsとLinux間でのデータの移行を行う場合は、技術員にご連絡ください。