導入時におけるデータ管理の流れ

必要に応じて以下の作業を行ってください。

アプリケーションの準備
AR重畳表示アプリケーションを開発している場合は、アプリケーションを配備してください。
AR実行サーバに配備する場合は、5.3.1 配備を実行してください。
システムで利用するデータの準備
スマートデバイスにてAR重畳表示を実行できる環境を構築するために、以下の手順で必要なデータを登録してください。
1. ARマーカーの新規追加・ダウンロード・印刷
  認識方法としてARマーカーを利用する場合、 3.2.1 ARマーカーの新規追加、 3.2.3 ARマーカーのダウンロード、 3.2.4 ARマーカーの印刷を行ってください。
2. ファイルの登録
  AR重畳表示コンテンツやリソースとして開発したファイルを利用する場合、ファイルの登録を行ってください。
3. 利用者定義テーブルの作成
  AR重畳表示アプリケーションなどで利用者定義テーブルを利用する場合、 3.4.1 利用者定義テーブルの新規作成を行ってください。
4. シナリオの作成（必須）
  要件定義の内容に従い、 3.5.1 シナリオの登録を行ってください。
5. シーンの作成（必須）
  要件定義の内容に従い、 3.6.1 シーンの登録を行ってください。
6. サーバオーサリング・クライアントオーサリング（必須）
  業務要件の内容に従い、 3.7 サーバオーサリング、もしくは 4.3 クライアントオーサリング（Android版）・ 4.4 クライアントオーサリング（iOS版）・ 4.5 クライアントオーサリング(Windows版)によりAR重畳表示定義を作成してください。

注意

シナリオやシーンの作成前にAR重畳表示コンテンツは作成できません。
ARマーカーの新規追加・ダウンロード・印刷、ファイルの登録、利用者定義テーブルの作成は任意です。業務の状況に合わせて行ってください。

2.1 導入時におけるデータ管理の流れ