コマンドで、XBRLデータを使って帳票を出力するには、XBRL データ対応/Navigator 連携コマンド「prdsexec」を使います。prdsexecコマンドの詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”のprdsexecコマンドについての記述を参照してください。
[記述形式]
prdsexecコマンドの記述形式を示します。
prdsexec [オプション1][オプション2][オプション3]…
[オプション1]、[オプション2]、[オプション3]…には、prdsexecコマンドのオプションを記述します。
[説明]
以下に、prdsexecコマンドを使って、帳票出力をする際のオプションについて説明します。ここではXBRLデータを帳票出力するために最低限必要なオプションを記述してあります。その他のオプション等の詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。
prdsexecコマンドのオプション(抜粋 *1) | 【オペレーティングシステム】 ○:サポート -:未サポート | |
---|---|---|
Windows | Solaris | |
-w "帳票名" | ○ | ○ |
-v "XBRLデータ対応機能固有の情報" | ○ | ○ |
-dsinfofile "XBRLデータ対応機能固有情報ファイル名" | ○ | ○ |
-command 帳票出力コマンドのコマンドライン | ○ | ○ |
*1:
ここで挙げているオプション以外(-assetsdir、-csv、-datacode)については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。
帳票の出力は、通常の1帳票を出力する方法と、複数フォーマットの帳票を1つの帳票として出力するマルチフォーム出力に分けられます。出力方法によって、prdsexecコマンドの必須オプションが異なります。
1帳票を出力する場合 : -wオプション、および、-vオプションが必須
マルチフォーム出力する場合 : -dsinfofileオプションが必須
ポイント
マルチフォーム出力に関する詳細は、オンラインマニュアル“解説編”を参照してください。
1つの帳票を出力する場合に、出力する帳票の名前を指定します。帳票名は、全体をダブルクォーテーション(")で囲んで指定します。
1つの帳票を出力する場合、このオプションは必須です。
注意
-dsinfofileオプションを用いてマルチフォーム出力をする場合、このオプションを同時に指定するとエラーとなります。
1つの帳票を出力する場合に、XBRLデータを使って帳票出力するための様々な情報を指定します。指定フォーマットは、本マニュアルの“4.2.2 -vオプション”を参照してください。
1つの帳票を出力する場合、このオプションは必須です。
注意
-dsinfofileオプションを用いてマルチフォーム出力をする場合、このオプションを同時に指定するとエラーとなります。
マルチフォーム出力時に、「XBRLデータ対応機能固有情報ファイル」のファイル名をフルパスで指定します。
「XBRLデータ対応機能固有情報ファイル」とは、XBRLデータを利用して出力するための各種の情報を記述するファイルです。詳細は、本マニュアルの“4.2.3 -dsinfofileオプション”を参照してください。
マルチフォーム出力時には、このオプションは必須です。
注意
このオプションと同時に-wオプションまたは-vオプションを指定するとエラーとなります。
帳票出力コマンドのコマンド名(prprint/prputprt/prputex)とそのコマンドの各オプションを指定します。このオプションは、prdsexecコマンドで指定するオプションのうち最末尾に指定してください。
このオプションで指定できる帳票出力コマンドは次のものです。
帳票出力コマンド(prprint)
リモート帳票出力コマンド(prputprt)
コネクタ連携コマンド(prputex)
このオプションは、1つの帳票を出力する場合とマルチフォーム出力の場合の両方で有効です。
ポイント
帳票出力コマンド(prprint/prputprt/prputex)の詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”の各コマンドに関する説明を参照してください。
注意
prprint/prputprt/prputexの各コマンドに対するオプションの一部に、-commandオプション内で指定するとエラーまたは無効となるものがあります。
エラーまたは無効となるオプションの詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”のprdsexecコマンドの-commandオプションの説明を参照してください。