XBRLデータでは、「タプル」と呼ばれる複数回繰り返す項目が記述されることがあります。タプル要素と配下の全ての項目が繰り返し記述されます。
XBRLの「タプル」を帳票に繰り返して出力するには、フレームを利用します。List Creatorでは、フレーム内のDE(明細)パーティションに配置された項目は、データ数分、繰り返して値を出力します。
XBRLのタプルをフレーム内のDE(明細)パーティションに配置された項目と関連付けることによって、XBRLデータに繰り返し記述された項目が、帳票出力時に繰り返して出力されます。
ポイント
タプル要素は、データフィールドビューではで表示されています。
フレーム・パーティションに関する詳細は、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。
例)繰り返し項目(タプル)の関連付け
図3.1 繰り返し項目(タプル)の関連付け
=操作手順=
タプルノード配下のデータフィールドを選択して、ドラッグします。
フレーム上にドロップして新規に項目を挿入します。既存の項目と関連付ける場合には、関連付けタブの項目にドロップします。
フレームの出力に関して、データ定義を行います。
帳票の出力時には、XBRLデータでタプルが繰り返される分、DE(明細)パーティションが繰り返されます。
注意
CF(制御脚書き)パーティションの項目に関連付けを行うことはできません。
1つのフレームに複数のDE(明細)パーティションが存在する場合、1つのDE(明細)パーティションの項目にのみ関連付けを行うことができます。
フレーム内では、異なるパーティションの項目に同一のデータフィールドを関連付けることはできません。(複数データフィールドを出力する場合を除く)
ポイント
データ定義の詳細については、オンラインマニュアル“帳票設計編”の関連付け情報についての記述を参照してください。