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Interstage List Creator V10.4.0 XBRLデータ対応機能編
FUJITSU Software

3.1 繰り返すデータフィールドを関連付ける

XBRLデータでは、「タプル」と呼ばれる複数回繰り返す項目が記述されることがあります。タプル要素と配下の全ての項目が繰り返し記述されます。

XBRLの「タプル」を帳票に繰り返して出力するには、フレームを利用します。List Creatorでは、フレーム内のDE(明細)パーティションに配置された項目は、データ数分、繰り返して値を出力します。

XBRLのタプルをフレーム内のDE(明細)パーティションに配置された項目と関連付けることによって、XBRLデータに繰り返し記述された項目が、帳票出力時に繰り返して出力されます。

ポイント

  • タプル要素は、データフィールドビューではで表示されています。

  • フレーム・パーティションに関する詳細は、オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。

例)繰り返し項目(タプル)の関連付け

図3.1 繰り返し項目(タプル)の関連付け

=操作手順=

  1. タプルノード配下のデータフィールドを選択して、ドラッグします。

  2. フレーム上にドロップして新規に項目を挿入します。既存の項目と関連付ける場合には、関連付けタブの項目にドロップします。

  3. フレームの出力に関して、データ定義を行います。


帳票の出力時には、XBRLデータでタプルが繰り返される分、DE(明細)パーティションが繰り返されます。

注意

  • CF(制御脚書き)パーティションの項目に関連付けを行うことはできません。

  • 1つのフレームに複数のDE(明細)パーティションが存在する場合、1つのDE(明細)パーティションの項目にのみ関連付けを行うことができます。

  • フレーム内では、異なるパーティションの項目に同一のデータフィールドを関連付けることはできません。(複数データフィールドを出力する場合を除く)

ポイント

データ定義の詳細については、オンラインマニュアル“帳票設計編”の関連付け情報についての記述を参照してください。