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Interstage List Creator V10.4.0 XBRLデータ対応機能編
FUJITSU Software

1.1.3 全体の流れ

XBRLデータを帳票出力するためには、まず初めに、帳票のレイアウトを作成します。帳票のレイアウトは新規に作成するほか、既存の帳票を再利用して作成することもできます。帳票のレイアウトを作成する時に、XBRLデータに記述された財務情報をどの場所に出力するか、また、どのような様式で出力されるのかを指定します(これを「関連付け」と呼びます)。この指定は、XBRLタクソノミーを参照しながら、簡単な操作で行うことができます。

次に、関連付けを行った帳票レイアウトとXBRLインスタンスを使用して、XBRLデータを帳票出力します。帳票出力の際には、XBRLインスタンスの中に記述された財務情報が自動で読み込まれ、設計したレイアウトに従って帳票が出力されます。

図1.1 全体の流れ

第2章と第3章では、XBRLデータを参照して帳票のレイアウトを作成する方法について説明します。第4章では、XBRLデータと帳票のレイアウト情報を元に、印刷やPDFを生成する方法について説明します。