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Interstage List Creator V10.4.0 Navigator連携機能編
FUJITSU Software

4.2 帳票を出力する場合に設定する環境変数
【Solaris版】を使用する場合

Navigator連携機能実行時には、次の環境変数を設定してください。

なお、コマンドをコマンドラインから実行する場合は、BourneシェルまたはCシェル上で実行してください。これ以外のシェルで実行すると、コマンドオプションで指定する日本語が正しく解釈されず、ただしく動作しない場合があります。

LD_LIBRARY_PATH(必須)

Navigator連携機能の実行に必要なライブラリ格納フォルダを指定する環境変数です。
この環境変数は、必ず指定してください。
この環境変数に以下のライブラリ格納フォルダを追加してください。

以下に、使用例を示します。

例:Bourneシェルを使用して環境変数LD_LIBRARY_PATHを指定する場合
LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVnavac/lib:/opt/FJSVoast/lib:$LD_LIBRARY_PATH
export LD_LIBRARY_PATH

PATH(必要時)

List Creatorのコマンド格納フォルダを指定する環境変数です。
コマンド名だけで実行したい場合、この環境変数に以下のList Creatorのコマンド格納フォルダを追加してください。

なお、コマンドをフルパスで実行する場合、この環境変数を指定する必要はありません。
以下に、指定例を示します。

例:Bourneシェルを使用して環境変数PATHを指定する場合
PATH=/opt/FJSVoast/bin:$PATH
export PATH

LANG(必須)

コマンドの実行環境の文字コード系(コマンドがコマンドオプション、帳票などを扱うときの文字コード系)を指定する環境変数です。
この環境変数は必ず指定してください。

指定できる値(*1)

意味

ja_JP.PCK

Shift-JISコード系であることを示します。

*1:
上記以外の値(文字列)が指定された場合、帳票出力時に日本語が表示されないなどの問題が発生します。

以下に、指定例を示します。

例:Bourneシェルを使用して環境変数LANGを指定する場合
LANG=ja_JP.PCK
export LANG

注意

環境変数LANGに「ja_JP.PCK」を設定してShift-JIS環境(PCKロケール)を使用する場合、日本語Solarisの製品から必要なパッケージをインストールしてください。