Excelファイル出力では、項目が複数のグリッドをまたぐ大きさで定義された場合、セルの結合が行われます。
セルの結合に関する留意点を以下に説明します。
結合範囲内で、網がけが存在するセルと存在しないセルの混在があった場合や、網がけの種類がセルの結合範囲すべてにおいて一致していない場合、セルは結合されません。
例1)セルの結合範囲が、同じ網がけで定義されている場合
<帳票定義> 網がけ20%と同じ範囲
<出力結果> セルの結合は有効
例2)セルの結合範囲より、小さい範囲の網がけで定義されている場合
<帳票定義> 網がけ20%と一部重複
<出力結果> セルの結合は無効
例3)セルの結合範囲に違う種類の網がけが定義されている場合
<帳票定義> 網がけ20%および50%と重複
<出力結果> セルの結合は無効
セルの結合が無効となった場合、セルの書式設定の配置は、強制的に横位置は「左詰め」、縦位置は「上詰め」に変更されます。その他の指定については、変更されません。