シート名の指定方法により、どのようにシート名が設定されるかを、設定例を元に説明します。
帳票名をシート名とする場合
帳票出力インタフェースのprprintコマンドで、以下の形式のコマンドオプションを指定します。
帳票“売上伝票”を出力する場合
帳票“売上伝票”と“請求書”に対してマルチフォーム出力する場合
※:帳票名をシート名とする場合にマルチフォーム出力を行うと、帳票が切り替わる際に、シート名も切り替わります。
固定文字列をシート名とする場合
帳票出力インタフェースのprprintコマンドで、以下の形式のコマンドオプションを指定します。
帳票“売上伝票”を出力する際に、固定文字列「FIXED=2009年度」を指定している場合
帳票“売上伝票”と“請求書”に対してマルチフォーム出力する際に、固定文字列「FIXED=2009年度」を指定している場合
※:固定文字列をシート名とする場合にマルチフォーム出力を行うと、すべての帳票のシート名が指定した固定文字列になります。
帳票の項目データの値をシート名とする場合
帳票出力インタフェースのprprintコマンドで、以下の形式のコマンドオプションを指定します。
帳票“売上伝票”に対して項目データ名に取引先名(この例では1シート目は“△△△△電機”、2シート目・3シート目は“○○○○電機”とする)を出力する場合
[帳票名]-[項目データの値]をシート名とする場合
帳票出力インタフェースのprprintコマンドで、以下の形式のコマンドオプションを指定します。
帳票“売上伝票”に対して項目データ名に取引先名(この例では1シート目は“△△△△電機”、2シート目は“○○○○電機”とする)を出力する場合
[固定文字列]-[項目データの値]をシート名とする場合
帳票出力インタフェースのprprintコマンドで、以下の形式のコマンドオプションを指定します。
帳票“売上伝票” を出力する際に、固定文字列「FIXED=2009年度」を指定し、項目データ名に取引先名(この例では1シート目は“△△△△電機”、2シート目は“○○○○電機”とする)を出力する場合
帳票作成時に、帳票業務情報で指定したシート名を有効とする場合
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル(Excel)]タブで設定したシート名は、prprintコマンドの-gxlsxsheetnameオプションを省略した場合に、有効となります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル(Excel)]タブで、“請求書”が指定されている、帳票“売上伝票”を出力する場合
また、prprintコマンドの-gxlsxsheetnameitemオプションと同時に指定した場合は、[[ファイル(Excel)]タブで設定したシート名]-[項目データの値]がシート名となります。
帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル(Excel)]タブで、“請求書”が指定されている、帳票“売上伝票”を出力する際に、項目データ名に取引先名(この例では1シート目は“△△△△電機”、2シート目は“○○○○電機”とする)を指定し、出力する場合
ポイント
「印刷範囲の縦幅でシートを変えずに出力する」を指定し、シート内の最大行数を超えて出力された場合、次シート以降のシート名には、「 (2)」、「 (3)」...が付加されます。