PDFメール配信情報ファイル/PDFメール環境設定ファイルの書式は、以下のとおりです。
PDFメール環境設定ファイルでは、半角英数字、および半角記号が使用できます。
なお、「MLF_FromFullName」のみ、上記に加えて、全角文字、および半角記号「ピリオド(.)」、「アンダーバー(_)」、「ハイフン(-)」、「半角空白」が使用できます。
PDFメール配信情報ファイル/PDFメール環境設定ファイルに記述する文字コードは、以下のとおりです。
帳票出力サーバがWindowsの場合
Shift-JISコードで、改行コードはCR+LF(0x0d+0x0a)
帳票出力サーバがSolarisの場合
Shift-JISコード、EUCコード、またはUNICODE(UTF8)コードで、改行コードはLF(0x0a)
ユーザアプリケーション実行時の文字コード系に合わせて以下のように記述します。
プラットフォーム | ロケール名 | コード種別 |
---|---|---|
Solaris | ja_JP.PCK | Shift-JIS |
ja/ja_JP.eucJP | EUC | |
ja_JP.UTF-8 | UNICODE(UTF8) |
帳票出力サーバがLinuxの場合
EUCコードまたはUNICODE(UTF8)コードで、改行コードはLF(0x0a)
ユーザアプリケーション実行時の文字コード系に合わせて以下のように記述します。
プラットフォーム | ロケール名 | コード種別 |
---|---|---|
Linux | ja_JP.eucJP | EUC |
ja_JP.UTF-8 | UNICODE(UTF8) |
[キーワード]+[=]+[値]+[改行コード]の順で、1つのコマンドを記述してください。使用できるキーワードについては、以下を参照してください。
⇒ “2.2.9 PDFメール配信情報ファイルのキーワード説明”
⇒ “2.2.10 PDFメール環境設定ファイルのキーワード一覧”
値は、「=」文字の次から改行コードまでを指します。さらに使用できる文字種は全角/半角、日本語(JIS第一水準/第二水準)と英数字です。外字(利用者定義文字とJEF拡張文字)を使用した場合、PDFメール配信機能がエラーとなることがあります。
キーワードにない文字列は、コメントとみなします。
複数回指定できないキーワードを複数回設定すると、最後に指定したキーワード名=設定値が有効になります。
「#」を記述すると、以降の文字列はコメントとなります。
空白やタブは、無視されます。ファイルパス中の空白のみ有効になります。
キーワード名は、大文字、小文字を区別しません。設定値は大文字、小文字を区別します。
設定値を空にするとデフォルト値となります。デフォルト値を用いる場合は設定を省略できます。
必須のキーワード名と値が設定されていない場合エラーとなります。
PDFメール環境設定ファイルの変更は、PDFメール配信サービスまたはPDFメール配信デーモンの再起動後に有効になります。
PDFメール配信サービス、およびPDFメール配信デーモンの再起動/起動/停止の各操作方法は以下のとおりです。
帳票出力サーバがWindowsの場合
「ListCREATOR SendMaild Service」を起動します。
Administrators権限を持つユーザでログオンし、[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を選択します。
サービス一覧画面が表示されます。
「ListCREATOR SendMaild Service」を選択します。
「再起動」を選択してサービスを再起動します。
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合
システム管理者権限でログオンし、以下のコマンドを実行して、PDFメール配信デーモンを再起動します。
/opt/FJSVedoc/etc/SKFJSVedocmail restart
帳票出力サーバがWindowsの場合
「ListCREATOR SendMaild Service」を起動します。
Administrators権限を持つユーザでログオンし、[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を選択します。
サービス一覧画面が表示されます。
「ListCREATOR SendMaild Service」を選択します。
「起動」を選択してサービスを起動します。
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合
システム管理者権限でログオンし、以下のコマンドを実行して、PDFメール配信デーモンを起動します。
/opt/FJSVedoc/etc/SKFJSVedocmail start
以下の手順でPDFメール配信サービスを停止します。
帳票出力サーバがWindowsの場合
「ListCREATOR SendMaild Service」を起動します。
Administrators権限を持つユーザでログオンし、[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を選択します。
サービス一覧画面が表示されます。
「ListCREATOR SendMaild Service」を選択します。
「停止」を選択してサービスを停止します。
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合
システム管理者権限でログオンし、以下のコマンドを実行して、PDFメール配信デーモンを停止します。
/opt/FJSVedoc/etc/SKFJSVedocmail stop
ポイント
【Solaris版】の場合、List Creatorのインストール後に、PDFメール配信デーモンが自動起動します。
PDFメール配信デーモン
/opt/FJSVedoc/bin/swmaild
起動/停止スクリプト
起動スクリプト:/etc/rc2.d/S88FJSVedocmail 停止スクリプト:/etc/rc0.d/K55FJSVedocmail /etc/rc1.d/K55FJSVedocmail