PDF文書情報ファイルの書式は、以下のとおりです。
PDF文書情報ファイルに記述する文字コードは、以下のとおりです。
帳票出力サーバがWindowsの場合
Shift-JISコードで、改行コードはCR+LF(0x0d+0x0a)
帳票出力サーバがSolarisの場合
Shift-JISコード、EUCコード、またはUNICODE(UTF8)コードで、改行コードはLF(0x0a)
ユーザアプリケーション実行時の文字コード系に合わせて以下のように記述します。
プラットフォーム | ロケール名 | コード種別 |
---|---|---|
Solaris | ja_JP.PCK | Shift-JIS |
ja/japanese/ja_JP.eucJP | EUC | |
ja_JP.UTF-8 | UNICODE(UTF8) |
帳票出力サーバがLinuxの場合
EUCコードまたはUNICODE(UTF8)コードで、改行コードはLF(0x0a)
ユーザアプリケーション実行時の文字コード系に合わせて以下のように記述します。
プラットフォーム | ロケール名 | コード種別 |
---|---|---|
Linux | ja_JP.eucJP | EUC |
ja_JP.UTF-8 | UNICODE(UTF8) |
[キーワード]+[=]+[値]+[改行コード]の順で、1つのコマンドを記述してください。使用できるキーワードについては、以下を参照してください。
⇒ “2.2.4 帳票出力時に使用するPDF文書情報ファイルのキーワード説明”
値は、「=」文字の次から改行コードまでを指します。さらに使用できる文字種は全角/半角、日本語(JIS第一水準/第二水準)と英数字です。外字(利用者定義文字とJEF拡張文字)を使用した場合、PDF変換機能がエラーとなることがあります。
値の指定がない場合、エラーとなります。
キーワードにない文字列は、コメントとみなします。
複数回指定できないキーワードを複数回設定すると、最後に指定したキーワード名=設定値が有効になります。
帳票出力時に指定する場合には、[MF-PDF]キーワード以外は、省略が可能です。
PDF操作コマンドで指定する場合には、[PM-PDF]キーワード以外は、省略が可能です。
「#」を記述すると、以降の文字列はコメントとなります。
「=」以前の空白やタブは、キーワードが無効になります。「=」以降の空白やタブは、文字として扱います。
キーワードは、大文字、小文字を区別して正しく記述してください。
キーワードにファイルのパス名を指定する場合、半角数字、半角英字、半角記号とJIS第一/第二水準漢字で255バイトまでです。