サーバ動作環境ファイルの内容を情報の種別ごとに説明します。
サーバ動作環境ファイルの記述形式については、“セットアップガイド”を参照してください。
登録
情報名 | キーワード | 説明 |
---|---|---|
ユーザ出口コマンド | ユーザ出口コマンドを使用するかどうかを指定します。 0:使用しない 1:使用する 省略した場合の値は、0です。 振り分け定義の強弱関係は、以下のようになります。 受信フォルダの振り分け > ユーザ出口コマンド > 配信連携定義 このため、指定には「DISTDEF」との関連で以下の注意が必要です。(注)
| |
帳票の振り分け | 帳票の振り分け時に使用する定義を指定します。 0:配信連携定義 1:受信フォルダの振り分け定義 省略した場合の値は、1です。 ユーザ出口コマンドの指定と関連があるため、「UEXIT」の説明を参照してください。 |
UEXITとDISTDEFの関連は以下のとおりです。
UEXIT | |||
---|---|---|---|
0 | 1 | ||
DISTDEF | 0 | 配信連携定義 | ユーザ出口コマンド |
1 | 受信フォルダの定義 | 受信フォルダの定義 |
配信連携定義
配信連携定義ファイルの省略値になります。
情報名 | キーワード | 説明 |
---|---|---|
削除種別 | 登録有効期間を過ぎた印刷データを自動削除するかどうかを指定します。 0:自動削除しない 1:自動削除する 省略した場合の値は、0です。 | |
作成OS | 印刷データが作成されたOSを指定します。 0:MSP 1:XSP 省略した場合の値は、0です。 | |
文字間隔 | 1バイト系文字(半角文字)の文字間隔を指定します。 0:10CPI 1:12CPI 2:15CPI 省略した場合の値は、0です。 | |
コード系 | 1バイト系文字(半角文字)のコード系を指定します。 0:EBCDICカナ 1:EBCDIC英小文字 2:EBCDIC ASCII 省略した場合の値は、0です。 | |
FCB名 | FCB名を1~4文字の英数字で指定します。 | |
オーバレイ名 | オーバレイ名を、1~4文字の英数字で指定します。 | |
連続紙の横幅 | 連続紙の横幅を指定します。6.5~20.0インチの範囲で、これを100 倍した整数値を指定します。 | |
印刷禁止域 | 印刷禁止域を制御するかどうか指定します。 0:印刷禁止域を制御しない 1:印刷禁止域を制御する なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。 | |
用紙サイズ | 用紙のサイズを指定します。 0:LP 1:A3 2:A4 3:A5 4:B4 5:B5 6:LTR なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。 | |
印刷モード | 印刷モードを指定します。 0:ランドスケープモード 1:ポートレートモード なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。 | |
とじしろ幅 | とじしろ幅を指定します。0~2.54インチの範囲で、これに100倍した整数値を指定します。 | |
とじしろ方向 | とじしろ方向を指定します。 0:上とじ 2:左とじ なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。 省略した場合の値は、印刷モード(PRMODE)との関連により以下のようになります。 「PRMODE」の値が0(ランドスケープモード)の場合:0 「PRMODE」の値が1(ポートレートモード)の場合:2 | |
印刷開始原点 | 用紙の原点位置をX,Y の形式で、原点のx方向をX、y方向をYに、とじしろ幅を含まない値で指定します。それぞれ0.2 ~20.0インチの範囲で、これに100 倍した整数値を指定します。 | |
先頭非表示ページ数 | セパレータがある帳票を表示する際、先頭ページから何ページを非表示とするかを、0~255 の範囲の数字で指定します。 | |
末尾非表示ページ数 | セパレータがある帳票を表示する際、最終ページから何ページを非表示とするかを、0~255 の範囲の数字で指定します。 | |
抜き出し検索ファイルの作成 | 登録時に抜き出し検索ファイルを作成するかどうかを指定します。 0:抜き出し検索ファイルを作成しない 1:抜き出し検索ファイルを作成する 省略した場合の値は、0です。 | |
登録後印刷プリンタ名 | 登録後に印刷するプリンタ名を指定します。 |
注意
印刷装置の初期値については、リスト管理サーバの印刷機能を使用する場合は、lpfilterコマンドの実行時に -yオプションの「mode-list」に指定した値を使用することをお勧めします。
lpfilterコマンドについては、“Solarisシステムのマニュアル”を参照してください。
また、リスト管理サーバの印刷機能を使用しない場合は、富士通ホストのDFNWTRコマンドの実行時に指定した値を使用することをお勧めします。
DFNWTRコマンドについては、“OSIV APSのマニュアル”を参照してください。
カット紙印刷装置に関する情報についての詳細は、“OSIV APSのマニュアル”を参照してください。