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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能旧版互換機能説明書(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

1.5 サーバ動作環境ファイルの設定

サーバ動作環境ファイルの内容を情報の種別ごとに説明します。

 サーバ動作環境ファイルの記述形式については、“セットアップガイド”を参照してください。

登録

情報名

キーワード

説明

ユーザ出口コマンド

UEXIT

ユーザ出口コマンドを使用するかどうかを指定します。

  0:使用しない
  1:使用する

省略した場合の値は、0です。

振り分け定義の強弱関係は、以下のようになります。

  受信フォルダの振り分け  >  ユーザ出口コマンド  >  配信連携定義

このため、指定には「DISTDEF」との関連で以下の注意が必要です。(注)

  • 「UEXIT」に1(使用する)を指定した場合は、「DISTDEF」は0(配信連携定義)にする必要があります。

  • 「DISTDEF」で1(受信フォルダの振り分け定義)を指定している場合は、「UEXIT」の指定は無効になります。

    ユーザ出口コマンドの詳細は、“1.4 ユーザ出口コマンドによる登録”を参照してください。

帳票の振り分け

DISTDEF

帳票の振り分け時に使用する定義を指定します。

  0:配信連携定義
  1:受信フォルダの振り分け定義

省略した場合の値は、1です。

ユーザ出口コマンドの指定と関連があるため、「UEXIT」の説明を参照してください。
注:

UEXITとDISTDEFの関連は以下のとおりです。

UEXIT

0

1

DISTDEF

0

配信連携定義

ユーザ出口コマンド

1

受信フォルダの定義

受信フォルダの定義

配信連携定義

配信連携定義ファイルの省略値になります。

情報名

キーワード

説明

削除種別

DELTYPE

登録有効期間を過ぎた印刷データを自動削除するかどうかを指定します。

  0:自動削除しない
  1:自動削除する

省略した場合の値は、0です。

作成OS

OS

印刷データが作成されたOSを指定します。

  0:MSP
  1:XSP

省略した場合の値は、0です。

文字間隔

CPI

1バイト系文字(半角文字)の文字間隔を指定します。

  0:10CPI
  1:12CPI
  2:15CPI

省略した場合の値は、0です。

コード系

CODE

1バイト系文字(半角文字)のコード系を指定します。

  0:EBCDICカナ
  1:EBCDIC英小文字
  2:EBCDIC ASCII

省略した場合の値は、0です。

FCB名
(印刷装置の初期値)

FCB-NAME

FCB名を1~4文字の英数字で指定します。
なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0000です。

オーバレイ名
(印刷装置の初期値)

OVL-NAME

オーバレイ名を、1~4文字の英数字で指定します。
なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合は、オーバレイ名なし(オーバレイを使用しない)です。

連続紙の横幅
(印刷装置の初期値)

LP-WIDTH

連続紙の横幅を指定します。6.5~20.0インチの範囲で、これを100 倍した整数値を指定します。
なお、印刷データの用紙サイズがカット紙の場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、1500(15インチ)です。

印刷禁止域
(印刷装置の初期値)

UNPRAREA

印刷禁止域を制御するかどうか指定します。

  0:印刷禁止域を制御しない
  1:印刷禁止域を制御する

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0です。

用紙サイズ
(印刷装置の初期値)
(カット紙印刷装置の初期値)

SHEET

用紙のサイズを指定します。

  0:LP
  1:A3
  2:A4
  3:A5
  4:B4
  5:B5
  6:LTR

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0です。

印刷モード
(印刷装置の初期値)
(カット紙印刷装置の初期値)

PRMODE

印刷モードを指定します。

  0:ランドスケープモード
  1:ポートレートモード

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0です。

とじしろ幅
(印刷装置の初期値)
(カット紙印刷装置の初期値)

BINDW

とじしろ幅を指定します。0~2.54インチの範囲で、これに100倍した整数値を指定します。
なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0です。

とじしろ方向
(印刷装置の初期値)
(カット紙印刷装置の初期値)

BIND

とじしろ方向を指定します。

  0:上とじ
  2:左とじ

なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。

省略した場合の値は、印刷モード(PRMODE)との関連により以下のようになります。

  「PRMODE」の値が0(ランドスケープモード)の場合:0
  「PRMODE」の値が1(ポートレートモード)の場合:2

印刷開始原点
(印刷装置の初期値)
(カット紙印刷装置の初期値)

STRLOCAT

用紙の原点位置をX,Y の形式で、原点のx方向をX、y方向をYに、とじしろ幅を含まない値で指定します。それぞれ0.2 ~20.0インチの範囲で、これに100 倍した整数値を指定します。
なお、印刷データに設定されている場合は、意味を持ちません。
省略した場合の値は、0,0(用紙サイズと印刷モードによって決定された位置)です。

先頭非表示ページ数

DEL-TOP

セパレータがある帳票を表示する際、先頭ページから何ページを非表示とするかを、0~255 の範囲の数字で指定します。
省略した場合の値は、0(全ページを表示する)です。

末尾非表示ページ数

DEL-BOT

セパレータがある帳票を表示する際、最終ページから何ページを非表示とするかを、0~255 の範囲の数字で指定します。
省略した場合の値は、0(全ページを表示する)です。

抜き出し検索ファイルの作成

SRH-IDX

登録時に抜き出し検索ファイルを作成するかどうかを指定します。

  0:抜き出し検索ファイルを作成しない
  1:抜き出し検索ファイルを作成する

省略した場合の値は、0です。

登録後印刷プリンタ名

PRINTOUT

登録後に印刷するプリンタ名を指定します。
省略した場合の値は、なし(印刷しない)です。

注意

  • 印刷装置の初期値については、リスト管理サーバの印刷機能を使用する場合は、lpfilterコマンドの実行時に -yオプションの「mode-list」に指定した値を使用することをお勧めします。

     lpfilterコマンドについては、“Solarisシステムのマニュアル”を参照してください。

    また、リスト管理サーバの印刷機能を使用しない場合は、富士通ホストのDFNWTRコマンドの実行時に指定した値を使用することをお勧めします。

     DFNWTRコマンドについては、“OSIV APSのマニュアル”を参照してください。
  • カット紙印刷装置に関する情報についての詳細は、“OSIV APSのマニュアル”を参照してください。