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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能旧版互換機能説明書(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

まえがき

本書の目的

本書は、本製品の旧バージョンレベルからの互換機能について説明しています。

 マニュアルの体系、関連マニュアル、マニュアルの読み方については、“マニュアル体系と読み方”を参照してください。

本書の構成

本マニュアルは、次の構成になっています。

第1章 Solaris版旧バージョン互換用の設定

部門/管理簿の登録、配信連携定義による登録、およびユーザ出口コマンドによる登録などについて説明しています。

第2章 Solaris版旧バージョン互換用の保守

部門/管理簿の追加や削除、配信連携定義の更新などについて説明しています。

第3章 List Works V10.1以前で作成したユーザ作成ライブラリで使用するユーザ認証出口ルーチン <Windows版のみ>

Windows版 List Works V10.1以前のユーザ作成ライブラリで使用するユーザ認証出口ルーチンについて説明しています。

第4章 List Works仮想プリンタの設定変更(NetCOBOL/MeFt帳票またはList Creator帳票の場合)

NetCOBOL/MeFt帳票またはList Creator帳票を使用するときの、互換用のList Works仮想プリンタの設定変更について説明しています。

第5章 List Works仮想プリンタの設定変更(一般アプリ帳票の場合)

一般アプリ帳票を使用するときの、互換用のList Works仮想プリンタの設定変更について説明しています。

第6章 帳票情報

互換用の帳票情報について説明しています。

第7章 マルチプロセス運用<Windows版EE/Solaris版EEのみ>

V10.3.0以前で提供していたマルチプロセス運用について説明しています。

第8章 TEAC社製CD-R装置へのファイリング <Windows版/Solaris版のみ>

TEAC社製CD-R装置を使用したファイリングについて説明しています。

本書の表記について

本マニュアルでは、説明するうえで、次に示す名称を使用しています。

マニュアル名称
  • マニュアル中で、自身を参照する場合は「本書」と記述します。

  • 本製品の帳票保管活用機能のマニュアル名称を記述する場合、マニュアル名の先頭を省略し、“マニュアル体系と読み方”、“解説書”、“設計・運用ガイド”などと記述します。

略称、記号

“マニュアル体系と読み方”でまとめて説明しています。

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。

商標および画面写真について

著作権表示

Copyright 2014 FUJITSU LIMITED

保管フォルダの論理パスについて

LISTVIEW、ListWORKS、List Works V6.0/6.0において「物理パス」であった帳票の格納場所の表記は、「論理パス」に変わりました。

保管フォルダは、List Worksの論理上の階層で管理されています。保管フォルダ、および保管フォルダに保管されている帳票の場所を表す階層構造は、ディスク上の階層構造を示す「物理パス」に対して「論理パス」という用語で説明しています。

「保管フォルダの帳票の論理パス」は、帳票が格納されている保管フォルダの場所を表す論理パスと、帳票のファイル名を区切り記号でつなげて記述します。


記述形式

保管フォルダの論理パスには、2つの形式があります。特に説明のない限り、どちらの形式を使用してもかまいません。

保管フォルダの論理パスの形式を、リストナビの保管フォルダの一覧に表示される、以下の構成を例にして説明します。()内は可変であることを示します。


形式1
\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)      Windows版の場合
/(保管フォルダ名)/・・・/(保管フォルダ名)      Solaris版/Linux版の場合

第1階層から、保管フォルダ名を階層にしたがって記述する形式です。

例)Windows版の場合        : \営業部\売上一覧
   Solaris版/Linux版の場合: /営業部/売上一覧

形式2
(ドライブ名):\(第1階層のフォルダ名)\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)      Windows版の場合
/(第1階層のディレクトリ名)/(保管フォルダ名)/・・・/(保管フォルダ名)                Solaris版/Linux版の場合

第1階層の物理パスに続けて、第2階層以下の保管フォルダ名を階層にしたがって記述する形式です。Web連携機能APIやサンプルJSPでは、この形式で指定します。リストナビの保管フォルダのプロパティにおける[詳細]タブの「フォルダの場所」は、この形式で表示されます。

例)Windows版の場合        : D:\eigyo\売上一覧
   Solaris版/Linux版の場合: /home/eigyo/売上一覧

注意

Solaris版/Linux版では、優先的に形式2で指定したと見なして論理パスを処理するため、形式1で指定した場合、意図した結果にならず、エラーとなる場合があります。このため、保管フォルダの作成時は、第1階層の論理パス(形式1)が、別の保管フォルダの論理パス(形式2)と同じにならないようにしてください。


クライアント機能オートメーションでは、特に指定のない限り、以下の形式で指定します。サーバ上の保管フォルダ、またはマイ コンピュータ上の保管フォルダで形式が異なります。なお、メソッドによっては、「形式2」で指定する必要があります。

各メソッドで指定するパラメタの詳細については、“APIリファレンス”を参照してください。
(サーバ名)\保管\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)               サーバの保管フォルダの場合
(マイ コンピュータ)\保管\(保管フォルダ名)\・・・\(保管フォルダ名)      マイ コンピュータの保管フォルダの場合
  (注)
例)サーバの保管フォルダの場合: Server\保管\営業部
   マイ コンピュータの保管フォルダの場合: マイ コンピュータ\保管\営業部
                                              (注)

注:「マイ コンピュータ」は半角文字