記述形式
object.FindOrderConvert( [ファイル名 [,ファイルの種類 [,n行を1レコードに変換 [,文字型の範囲にある数値も、Microsoft Excelで文字として扱われるように変換する] ] ] ] )
機能
リストビューアに表示している検索結果の表形式の一覧に対して「データ変換」を行い、帳票データ(印刷データ)をファイルに出力します。
パラメタの説明
出力するファイルの物理パスを、半角のダブルクォーテーション「""」で囲まれた文字列として指定します。
省略可能です。省略すると【データ変換】ダイアログボックスを表示します。
出力するファイルの種類(ファイル形式)を0か1の数値で指定します。
0:CSV形式 1:Text形式
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
複数の行を1レコードに変換する場合の行数を指定します。
省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。
文字型の範囲にある数値も、Microsoft Excelで文字として扱われるように変換するかどうかを0か1の数値で指定します。「ファイルの種類」に「1」を指定すると無効になります。
0:変換しない 1:変換する
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
注意
出力したCSVファイルの文字型の範囲にある数値が、Microsoft Excelでゼロサプレスされないように表示したい場合は、本パラメタを指定します。
通常は、「文字型の範囲にある数値も、Microsoft Excelで文字として扱われるように変換する」を指定する必要はありません。
復帰値
検索結果のデータ変換(表形式の一覧)をしました。
検索結果のデータ変換(表形式の一覧)ができませんでした。
使用例
表示中の帳票の、検索結果の表形式の一覧を、CSV形式でファイル(C:\data\A.CSV)に出力します。
object.FindOrderConvert "C:\data\A.CSV", 0
注意
ファイル名の拡張子には、CSV形式、Text形式以外は指定できません。
出力先に同一ファイル名が存在する場合は、上書きされます。
「ファイルの種類」に「0」を指定した場合には、ファイル名の拡張子をCSV形式で、「ファイルの種類」に「1」を指定した場合には、ファイル名の拡張子をText形式で指定してください。