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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能APIリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

2.3.24 FindOrderConvert(検索結果のデータ変換(表形式の一覧))メソッド

記述形式

object.FindOrderConvert( [ファイル名 [,ファイルの種類 [,n行を1レコードに変換
                         [,文字型の範囲にある数値も、Microsoft Excelで文字として扱われるように変換する] ] ] ] )

機能

リストビューアに表示している検索結果の表形式の一覧に対して「データ変換」を行い、帳票データ(印刷データ)をファイルに出力します。


パラメタの説明

ファイル名

出力するファイルの物理パスを、半角のダブルクォーテーション「""」で囲まれた文字列として指定します。
省略可能です。省略すると【データ変換】ダイアログボックスを表示します。

ファイルの種類

出力するファイルの種類(ファイル形式)を0か1の数値で指定します。

  0:CSV形式
  1:Text形式

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

n行を1レコードに変換

複数の行を1レコードに変換する場合の行数を指定します。
省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。

文字型の範囲にある数値も、Microsoft Excelで文字として扱われるように変換する

文字型の範囲にある数値も、Microsoft Excelで文字として扱われるように変換するかどうかを0か1の数値で指定します。「ファイルの種類」に「1」を指定すると無効になります。

  0:変換しない
  1:変換する

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

注意

出力したCSVファイルの文字型の範囲にある数値が、Microsoft Excelでゼロサプレスされないように表示したい場合は、本パラメタを指定します。

通常は、「文字型の範囲にある数値も、Microsoft Excelで文字として扱われるように変換する」を指定する必要はありません。


復帰値

TRUE

検索結果のデータ変換(表形式の一覧)をしました。

FALSE

検索結果のデータ変換(表形式の一覧)ができませんでした。


使用例

表示中の帳票の、検索結果の表形式の一覧を、CSV形式でファイル(C:\data\A.CSV)に出力します。

  object.FindOrderConvert "C:\data\A.CSV", 0

注意

  • ファイル名の拡張子には、CSV形式、Text形式以外は指定できません。

  • 出力先に同一ファイル名が存在する場合は、上書きされます。

  • 「ファイルの種類」に「0」を指定した場合には、ファイル名の拡張子をCSV形式で、「ファイルの種類」に「1」を指定した場合には、ファイル名の拡張子をText形式で指定してください。