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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能APIリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

2.3.23 FindOption(検索の方法の設定)メソッド

記述形式

object.FindOption([方向 [,開始ページ [,終了ページ [,検索する行
                  [,行スキップ数 [,行組 [,行組で検索する行 [,項目間の条件
                  [,対象範囲 [,文字列の一致条件
                  [,マイナス記号 [,小数点] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] )

機能

リストビューアに表示している帳票内のデータを検索する前準備として、検索オプションを設定します。


パラメタの説明

方向

検索する方向を0から4までの数値で指定します。

  0:現在のページから下方向
  1:現在のページから上方向
  2:先頭のページから下方向
  3:最後のページから上方向
  4:指定ページ

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

開始ページ

「方向」が「4」のときのみ有効になります。検索を開始するページ番号を数値で指定します。
省略可能です。省略すると「現在表示しているページ番号」が指定されたものとみなします。

終了ページ

「方向」が「4」のときのみ有効になります。検索を終了するページ番号を数値で指定します。
省略可能です。省略すると「最終ページ」が指定されたものとみなします。

検索する行

検索する行を0から4までの数値で指定します。

  0:すべての行を検索する
  1:行をスキップして検索する
  2:行を指定して検索する
  3:基準の行を指定して検索する
  4:範囲を指定して検索する

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

行スキップ数

「検索する行」が「1」のときのみ有効になります。検索を開始する行から、スキップする行数を数値で指定します。
省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。

行組

「検索する行」が「2」のときのみ有効になります。1段としてみなす行数を数値で指定します。
省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。

行組で検索する行

「検索する行」が「2」のときのみ有効になります。行組で指定した行数の何行目を検索するかを数値で指定します。
省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。

項目間の条件

「検索する行」が「3」または「4」以外のとき有効になります。項目間の条件を0か1の数値で指定します。

  0:かつ
  1:または

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

対象範囲

「検索する行」が「3」または「4」以外のとき有効になります。項目間の条件の対象範囲を0から2までの数値で指定します。

  0:同一行
  1:同一ページ
  2:同一段組

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

文字列の一致条件

文字列の一致条件を0から2までの数値で指定します。

  0:部分的に一致する
  1:完全に一致する
  2:前方から一致する

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

マイナス記号

マイナス記号とみなす記号を0から3までの数値で指定します。

  0:なし
  1:後ろマイナス記号
  2:前の▲記号
  3:前の△記号

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。

小数点

点を小数点とみなすかを0か1の数値で指定します。

  0:点を小数点とみなす
  1:点を小数点とみなさない

省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。


復帰値

TRUE

検索の方法を設定しました。

FALSE

検索の方法を設定できませんでした。


使用例

注意

  • FindOptionメソッドの「検索する行」で「3」を指定した場合には、FindClearメソッド以降で最初に指定した検索条件が、「基準の行」として認識されます。

  • 「対象範囲」に「2」を指定した場合には、「検索する行」で「1」「2」を指定しても無効になり「0」が指定されたものとみなされます。