記述形式
object.FindOption([方向 [,開始ページ [,終了ページ [,検索する行 [,行スキップ数 [,行組 [,行組で検索する行 [,項目間の条件 [,対象範囲 [,文字列の一致条件 [,マイナス記号 [,小数点] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] )
機能
リストビューアに表示している帳票内のデータを検索する前準備として、検索オプションを設定します。
パラメタの説明
検索する方向を0から4までの数値で指定します。
0:現在のページから下方向 1:現在のページから上方向 2:先頭のページから下方向 3:最後のページから上方向 4:指定ページ
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
「方向」が「4」のときのみ有効になります。検索を開始するページ番号を数値で指定します。
省略可能です。省略すると「現在表示しているページ番号」が指定されたものとみなします。
「方向」が「4」のときのみ有効になります。検索を終了するページ番号を数値で指定します。
省略可能です。省略すると「最終ページ」が指定されたものとみなします。
検索する行を0から4までの数値で指定します。
0:すべての行を検索する 1:行をスキップして検索する 2:行を指定して検索する 3:基準の行を指定して検索する 4:範囲を指定して検索する
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
「検索する行」が「1」のときのみ有効になります。検索を開始する行から、スキップする行数を数値で指定します。
省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。
「検索する行」が「2」のときのみ有効になります。1段としてみなす行数を数値で指定します。
省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。
「検索する行」が「2」のときのみ有効になります。行組で指定した行数の何行目を検索するかを数値で指定します。
省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。
「検索する行」が「3」または「4」以外のとき有効になります。項目間の条件を0か1の数値で指定します。
0:かつ 1:または
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
「検索する行」が「3」または「4」以外のとき有効になります。項目間の条件の対象範囲を0から2までの数値で指定します。
0:同一行 1:同一ページ 2:同一段組
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
文字列の一致条件を0から2までの数値で指定します。
0:部分的に一致する 1:完全に一致する 2:前方から一致する
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
マイナス記号とみなす記号を0から3までの数値で指定します。
0:なし 1:後ろマイナス記号 2:前の▲記号 3:前の△記号
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
点を小数点とみなすかを0か1の数値で指定します。
0:点を小数点とみなす 1:点を小数点とみなさない
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
復帰値
検索の方法を設定しました。
検索の方法を設定できませんでした。
使用例
「現在のページから下方向」、「すべての行を検索する」、項目間の条件が「かつ」、対象範囲が「同一行」、「部分的に一致する」、マイナス記号「なし」、「点を小数点とみなす」、を設定します。
object.FindOption
100ページから1000ページを検索、「行を指定して検索する」、2行を1組として1行目を検索する、項目間の条件が「かつ」、対象範囲が「同一行」、「完全に一致する」、「後ろマイナス記号」、「点を小数点とみなさない」、を設定します。
object.FindOption 4, 100, 1000, 2, , 2, 1, 0, 0, 1, 1, 1
「現在のページから下方向」、「基準の行を指定して検索する」、「部分的に一致する」、マイナス記号「なし」、「点を小数点とみなす」、を設定します。
object.FindOption 0, , , 3
注意
FindOptionメソッドの「検索する行」で「3」を指定した場合には、FindClearメソッド以降で最初に指定した検索条件が、「基準の行」として認識されます。
「対象範囲」に「2」を指定した場合には、「検索する行」で「1」「2」を指定しても無効になり「0」が指定されたものとみなされます。