記述形式
object.ExtractFind([結果メッセージのダイアログボックスの表示/非表示])
機能
リストビューアに表示している帳票を、検索で絞り込みます。
パラメタの説明
検索した値が見つからなかった場合に表示される結果メッセージのダイアログボックスについて、表示するか表示しないかを0か1の数値で指定します。
0:表示しない 1:表示する
省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。
復帰値
正常終了しました。
異常終了しました。
使用例
検索条件を削除します。
object.FindClear
範囲名「振込先」で「東京支店」と等しい文字列を検索する条件を設定します。
object.FindString "振込先", "東京支店", 0, 0, 0, 0
範囲名「振込金額」で「1,000,000」以上かつ「3,000,000」以下の数値を検索する条件を設定します。
object.FindNumeric "振込金額", "1000000", 4, 1, "3000000", 5, 0, 0
2.と3.の条件で絞り込みを行います。
object.ExtractFind
注意
FindString、FindNumeric、FindDate、FindOptionメソッドを呼び出して、あらかじめ検索条件を設定しておく必要があります。検索条件が設定されていない場合は、絞り込みは行われません。
FindOptionメソッドの「検索する行」で「4」を指定した場合には、FindString、FindNumeric、FindDateメソッドのいずれかで、「範囲の確定条件/検索条件」の「0」から「2」、または「0」から「3」の検索条件を指定しておく必要があります。
FindOptionメソッドの「対象範囲」に「2」を指定した場合には、FindString、FindNumeric、FindDateメソッドの「範囲名」には、帳票項目の範囲名を指定する必要があります。
FindSring、FindNumeric、FindDateメソッドの「範囲名」に帳票項目の範囲名以外を指定した場合には、FindOptionメソッドの「対象範囲」に「0」が指定されたものとみなされて検索されます。