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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能APIリファレンス(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

2.3.6 ExtractFind(検索による絞り込み)メソッド

記述形式

object.ExtractFind([結果メッセージのダイアログボックスの表示/非表示])

機能

リストビューアに表示している帳票を、検索で絞り込みます。


パラメタの説明

結果メッセージのダイアログボックスの表示/非表示

検索した値が見つからなかった場合に表示される結果メッセージのダイアログボックスについて、表示するか表示しないかを0か1の数値で指定します。

  0:表示しない
  1:表示する

省略可能です。省略すると「1」が指定されたものとみなします。


復帰値

TRUE

正常終了しました。

FALSE

異常終了しました。


使用例

  1. 検索条件を削除します。

      object.FindClear
  2. 範囲名「振込先」で「東京支店」と等しい文字列を検索する条件を設定します。

      object.FindString "振込先", "東京支店", 0, 0, 0, 0
  3. 範囲名「振込金額」で「1,000,000」以上かつ「3,000,000」以下の数値を検索する条件を設定します。

      object.FindNumeric "振込金額", "1000000", 4, 1, "3000000", 5, 0, 0
  4. 2.と3.の条件で絞り込みを行います。

      object.ExtractFind

注意

  • FindString、FindNumeric、FindDate、FindOptionメソッドを呼び出して、あらかじめ検索条件を設定しておく必要があります。検索条件が設定されていない場合は、絞り込みは行われません。

  • FindOptionメソッドの「検索する行」で「4」を指定した場合には、FindString、FindNumeric、FindDateメソッドのいずれかで、「範囲の確定条件/検索条件」の「0」から「2」、または「0」から「3」の検索条件を指定しておく必要があります。

  • FindOptionメソッドの「対象範囲」に「2」を指定した場合には、FindString、FindNumeric、FindDateメソッドの「範囲名」には、帳票項目の範囲名を指定する必要があります。
    FindSring、FindNumeric、FindDateメソッドの「範囲名」に帳票項目の範囲名以外を指定した場合には、FindOptionメソッドの「対象範囲」に「0」が指定されたものとみなされて検索されます。