ソフトウェア修正管理は、富士通が提供するソフトウェア製品の修正をアップデートサイトと連携して管理します。
各サーバのミドルウェア修正適用状況を収集し、アップデートサイトから最新の修正情報を収集することにより、全サーバの修正適用状況を一元管理することができます。
ソフトウェア修正管理の機能を以下に示します。
修正適用状況の収集機能
適用されている修正の情報を、UpdateAdvisor(ミドルウェア)(注)の機能と連携し、収集します。収集した修正情報は、運用管理サーバのデータベース(インベントリデータベース)へ格納します。
修正適用状況の表示機能
インベントリデータベースに格納されている修正適用状況を、[ソフトウェア修正管理]画面より表示します。
最新の修正適用状況の取得機能
各サーバから収集した修正適用状況をもとに、アップデートサイトから最新の修正情報を収集し、各サーバに未適用の修正を検出します。
修正適用状況のCSV出力機能
収集した修正適用状況は、CSVファイルに出力が可能です。この機能により、修正の適用状況をExcel等のデータ管理ソフトを使用して管理することが可能です。
修正のダウンロード機能
サーバに未適用の修正をダウンロードします。運用によって全サーバに未適用の修正を一括してダウンロード、または必要な修正のみ選択してダウンロードすることができます。
修正の配付機能
各サーバに、ダウンロードした未適用の修正を配付します。
なお、詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 ソフトウェア修正管理機能編”を参照してください。
UpdateAdvisor(ミドルウェア):アップデートサイトから修正をダウンロードし、コンピュータに適用するためのソフトウェアです。
UpdateAdvisorは、修正情報管理の対象となるすべてのサーバに導入します。