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Interstage Job Workload Server オンライン・バッチ同一筐体の手引き
FUJITSU Software

3.1.2 業務の運用

オンラインやバッチの業務の運用について説明します。

3.1.2.1 バッチ業務の運用

バッチ実行基盤では、バッチシステム利用グループに所属するユーザを運用者と呼びます。
運用者(オペレーター)は、ジョブの投入/操作を行い、バッチ実行基盤を使用したバッチ業務を運用します。
バッチ実行基盤が扱うジョブには、以下の種類が存在します。

バッチ業務の日常的な運用には、上記ジョブに対して以下の操作があります。

参照

ジョブの種類および、ジョブに対しての各操作の詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチ業務の運用”を参照してください。

3.1.2.2 バッチ実行基盤(Java)の運用

バッチ実行基盤(Java)では、以下のユーザで運用を行うことができます。

運用者は、フローの実行/操作を行い、バッチ実行基盤(Java)を使用したバッチ業務を運用します。
バッチ実行基盤(Java)を適用する業務モデルは、以下の2つのパターンです。

バッチ業務の日常的な運用には、フローに対して以下の操作があります。

参照

フローに対しての各操作の詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”の“運用・保守”を参照してください。

3.1.2.3 非同期アプリケーション連携実行基盤の運用

非同期アプリケーション連携実行基盤の運用について説明します。

3.1.2.3.1 フロー閉塞、閉塞解除

apfwctrlflowコマンド、またはInterstage管理コンソールを使用してフローの閉塞、閉塞解除操作を行うことが可能です。

参照

操作の詳細は“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“フローの閉塞、閉塞解除”を参照してください。

3.1.2.3.2 業務の一時停止、停止解除

業務を一時停止するためのイベントチャネルの閉塞方法、および業務の一時停止状態を解除するためのイベントチャネルの閉塞解除を行うことが可能です。


参照

イベントチャネルの閉塞、閉塞解除操作の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“業務の一時停止、停止解除”を参照してください。

注意

上記マニュアルでは、自動閉塞機能を有効とする方法としてイベントサービス全体への設定方法が説明されていますが、イベントサービス全体には設定を行わず、非同期アプリケーション連携実行基盤で使用するイベントチャネルにのみ、個別に設定するようにしてください。

設定方法については、以下の“事前準備”を参照してください。

事前準備

イベントチャネルの閉塞・閉塞解除をするためには、イベントチャネルが閉塞機能を利用するように設定されている必要があります。
閉塞機能利用のための設定は、イベントサービス全体に設定する方法と、個別のイベントチャネルに設定する方法があります。
また、閉塞機能利用の指定には、以下の3種類あります。

自動閉塞機能を有効とする場合には、イベントサービス全体には設定を行わず、非同期アプリケーション連携実行基盤で使用するイベントチャネルにのみ、個別に設定するようにしてください。

閉塞機能利用のための設定は、Interstage管理コンソール、またはコマンドで行うことができます。どちらで設定した場合も、イベントチャネルを再起動することで設定が有効となります。