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Interstage Job Workload Server オンライン・バッチ同一筐体の手引き
FUJITSU Software

3.1.1 システムの運用

システムの運用について説明します。

3.1.1.1 システムの運用開始

システムの運用を開始する手順を以下に示します。

3.1.1.1.1 データベースの起動

以下のデータベースが対象となります。

  

データベース

データベース製品

データベースを運用するサーバ

バッチ実行基盤

業務用データベース

Symfoware
または
Oracle

アプリケーションサーバ
または
データベースサーバ

非同期アプリケーション連携実行基盤

フロー定義データベース

Symfoware

アプリケーションサーバ
または
データベースサーバ

メッセージトラッキングデータベース

Symfoware

アプリケーションサーバ
または
データベースサーバ

業務用データベース

Symfoware

アプリケーションサーバ
または
データベースサーバ

同期アプリケーション連携実行基盤

業務用データベース

Symfoware
または
Oracle

アプリケーションサーバ
または
データベースサーバ


参照

データベースの起動方法の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“データベースサーバの運用(データベースにSymfowareを使用する場合)”、および“データベースサーバの運用(データベースにOracleを使用する場合)”を参照してください。

非同期アプリケーション連携実行基盤、または同期アプリケーション連携実行基盤(以降、同期アプリケーション連携実行基盤と、非同期アプリケーション連携実行基盤を総称する場合には、“アプリケーション連携実行基盤”と呼びます。)で使用するデータベースや業務データベースをアプリケーションサーバとは別のデータベースサーバに配置する場合、データベースの起動はアプリケーションサーバ、およびデータベースサーバの両方で実施してください。

3.1.1.1.2 JMXサービスの起動

JMXサービスはサーバ起動時に自動的に起動します。
JMXサービスを停止している場合は、JMXサービスを起動します。

JMXサービスはWindows(R)サービス機能を利用してサーバ起動時に自動的に起動します。
JMXサービスを停止している場合は、JMXサービスを起動します。


参照

JMXサービスの起動方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“JMXサービスの起動”を参照してください。

3.1.1.1.3 Interstageの起動

Interstageを起動します。


参照

Interstageの起動方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“Interstageの起動”を参照してください。

イベントチャネルはInterstageの起動とともに自動的に起動します。
イベントチャネルを自動起動しないように設定している場合は、esstartchnlコマンドで起動します。


参照

イベントチャネルの起動方法の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“イベントチャネルの起動”を参照してください。

3.1.1.1.4 バッチワークユニットの起動

バッチワークユニットを起動します。

注意

ジョブの実行環境の操作モードを自動モードでセットアップした場合は、ここで示す操作は不要です。“イニシエータの開始”でバッチワークユニットが自動的に起動されます。


参照

バッチワークユニットの起動方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチワークユニットの起動”を参照してください。

3.1.1.1.5 バッチ実行サービスの開始

バッチ実行サービスを開始します。

注意

btfwstartsvcコマンドでバッチサービスを開始した場合は、ここで示す操作は不要です。btfwstartsvcコマンドでバッチ実行サービスが起動されます。


参照

バッチ実行サービスの開始については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチサービスの開始”を参照してください。

3.1.1.1.6 バッチ受付サービスの開始

バッチ受付サービスを開始します。

注意

btfwstartsvcコマンドでバッチサービスを開始した場合は、ここで示す操作は不要です。btfwstartsvcコマンドでバッチ受付サービスが起動されます。


参照

バッチ受付サービスの開始については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチサービスの開始”を参照してください。

3.1.1.1.7 バッチ実行基盤の稼働状態確認

バッチ実行基盤が正常に稼動していることを確認します。


参照

稼動状態の確認方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチ実行基盤の稼働状態確認”を参照してください。

3.1.1.1.8 リソースユニットの起動

リソースユニットを起動します。


参照

リソースユニットの起動方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”の“リソースユニットの起動”を参照してください。

3.1.1.1.9 バッチマネージャーの起動

バッチマネージャーを起動します。


参照

バッチマネージャーの起動方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”の“バッチマネージャーの起動”を参照してください。

3.1.1.1.10 バッチ実行基盤(Java)の稼動状態確認

バッチ実行基盤(Java)が正常に稼動していることを確認します。


参照

稼動状態の確認方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”の“バッチ実行環境の運用”を参照してください。

3.1.1.1.11 ジョブスケジューラ製品の運用開始

ジョブスケジューラ製品のSystemwalker Operation Managerは、必ずバッチ実行基盤を開始してから運用を開始してください。


参照

Systemwalker Operation Managerの運用の開始方法については、“Systemwalker Operation Manager運用手引書”を参照してください。

3.1.1.1.12 業務処理実行アプリケーションの起動

非同期アプリケーション連携実行基盤の業務処理実行アプリケーションを起動します。


参照

業務処理実行アプリケーションの起動方法の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“業務処理実行アプリケーションの起動”を参照してください。

3.1.1.1.13 業務処理開始アプリケーションの起動

業務処理実行アプリケーションの起動がすべて完了した後、業務処理開始アプリケーションを起動します。


参照

業務処理開始アプリケーションの起動方法の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“業務処理開始アプリケーションの起動”を参照してください。

3.1.1.1.14 サーバアプリケーションの起動

同期アプリケーション連携実行基盤のサーバアプリケーションを起動します。


参照

サーバアプリケーションの起動方法の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“サーバアプリケーションの起動”を参照してください。

3.1.1.1.15 クライアントアプリケーションの起動

サーバアプリケーションの起動がすべて完了した後、クライアントアプリケーションを起動します。


参照

クライアントアプリケーションの起動方法の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“クライアントアプリケーションの起動”を参照してください。

3.1.1.2 システムの運用停止

システムの運用を停止する手順を以下に示します。

3.1.1.2.1 クライアントアプリケーションの停止

同期アプリケーション連携実行基盤のクライアントアプリケーションを停止します。


参照

クライアントアプリケーションの停止方法の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“クライアントアプリケーションの停止”を参照してください。

3.1.1.2.2 サーバアプリケーションの停止

同期アプリケーション連携実行基盤のサーバアプリケーションを停止します。


参照

サーバアプリケーションの停止方法の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“サーバアプリケーションの停止”を参照してください。

3.1.1.2.3 処理中メッセージの確認

システムの停止前に処理中のメッセージが存在しないことを確認してください。
システムで処理中のメッセージの有無については、esmonitorコマンド、またはInterstage管理コンソールの [Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [状態]タブ画面の“蓄積データ数(現在数/監視数/最大数)”で確認できます。


参照

  • esmonitorコマンドの詳細は、“Interstage Application Server/Interstage Web Server Express リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

  • Interstage管理コンソールの詳細は、“Interstage Application Server Interstage 管理コンソール ヘルプ”を参照してください。

注意

処理中のメッセージが存在する状態でアプリケーション連携実行基盤を停止した場合の動作を以下に示します。

  • ワークユニットの通常停止操作を行った時点において、キュー内に滞留しているメッセージは、そのキュー内に滞留し続けます。

  • アプリケーションまたはアプリケーション連携実行基盤で処理中のメッセージは、処理が完了し、アプリケーション連携実行基盤がメッセージを次のキューに格納してからワークユニットが停止します。

  • アプリケーション連携実行基盤が使用するメッセージを揮発運用のイベントチャネルに格納している場合、システムを停止するとメッセージは削除されます。

  • アプリケーション連携実行基盤が使用するメッセージを、不揮発運用のイベントチャネルまたはDB連携用のイベントチャネルに格納している場合、システムを停止してもメッセージの消失は発生しませんが、処理途中の業務はシステムを再起動するまで中断されます。

3.1.1.2.4 業務処理開始アプリケーションの停止

非同期アプリケーション連携実行基盤の業務処理開始アプリケーションを停止します。


参照

業務処理開始アプリケーションの停止方法の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“業務処理開始アプリケーションの停止”を参照してください。

3.1.1.2.5 業務処理実行アプリケーションの停止

非同期アプリケーション連携実行基盤の業務処理実行アプリケーションを停止します。


参照

業務処理実行アプリケーションの停止方法の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“業務処理実行アプリケーションの停止”を参照してください。

3.1.1.2.6 ジョブスケジューラ製品の運用停止

ジョブスケジューラ製品のSystemwalker Operation Managerは、バッチ実行基盤より先に運用を停止してください。


参照

Systemwalker Operation Managerの運用の停止方法については、“Systemwalker Operation Manager運用手引書”を参照してください。

3.1.1.2.7 ジョブの稼働状態確認

バッチ受付サービスで稼動しているすべてのジョブキューに対してジョブの稼動状態を確認します。


参照

稼動状態の確認方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ジョブの稼働状態確認”を参照してください。

3.1.1.2.8 バッチ受付サービスの停止

バッチ受付サービスを停止します。

注意

btfwstopsvcコマンドでバッチサービスを停止した場合は、ここで示す操作は不要です。btfwstopsvcコマンドでバッチ受付サービスが停止されます。


参照

バッチ受付サービスの停止については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチサービスの停止”を参照してください。

3.1.1.2.9 バッチ実行サービスの停止

バッチ実行サービスを停止します。

注意

btfwstopsvcコマンドでバッチサービスを停止した場合は、ここで示す操作は不要です。btfwstopsvcコマンドでバッチ実行サービスが停止されます。


参照

バッチ実行サービスの停止については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチサービスの停止”を参照してください。

3.1.1.2.10 バッチワークユニットの停止

バッチワークユニットを停止します。

注意

ジョブの実行環境の操作モードを自動モードでセットアップした場合は、ここで示す操作は不要です。“イニシエータの停止”でバッチワークユニットが自動的に停止されます。


参照

バッチワークユニットの停止方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチワークユニットの停止”を参照してください。

3.1.1.2.11 バッチマネージャーの受付停止

バッチマネージャーの受付停止を行い、新たなフローの実行を抑止します。


参照

バッチマネージャーの受付停止の詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”の“フロー実行環境の停止”を参照してください。

3.1.1.2.12 フローの実行結果の確認

バッチ実行基盤(Java)で実行したすべてのフローの実行結果を確認します。


参照

実行結果の確認方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”の“フローの実行結果の確認”を参照してください。

3.1.1.2.13 リソースユニットの停止

リソースユニットを停止します。


参照

リソースユニットの停止方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”の“リソースユニットの停止”を参照してください。

3.1.1.2.14 バッチマネージャーの停止

バッチマネージャーを停止します。


参照

バッチマネージャーの停止方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”の“バッチマネージャーの停止”を参照してください。

3.1.1.2.15 Interstageの停止

Interstageを停止します。


参照

Interstageの停止方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“Interstageの停止”を参照してください。

3.1.1.2.16 JMXサービスの停止

JMXサービスを停止します。


参照

JMXサービスの停止方法の詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“JMXサービスの停止”を参照してください。

注意

システムの運用停止後もInterstage管理コンソールを使用する場合は、JMXサービスを停止後に再起動してください。

3.1.1.2.17 データベースの停止

以下のデータベースが対象となります。

  

データベース

データベース製品

データベースを運用するサーバ

バッチ実行基盤

業務用データベース

Symfoware
または
Oracle

アプリケーションサーバ
または
データベースサーバ

非同期アプリケーション連携実行基盤

フロー定義DB

Symfoware

アプリケーションサーバ
または
データベースサーバ

メッセージトラッキングDB

Symfoware

アプリケーションサーバ
または
データベースサーバ

業務用データベース

メッセージ格納DB

Symfoware

アプリケーションサーバ
または
データベースサーバ

同期アプリケーション連携実行基盤

業務用データベース

Symfoware
または
Oracle

アプリケーションサーバ
または
データベースサーバ


参照

データベースの停止方法の詳細は、“Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)”の“データベースサーバの運用(データベースにSymfowareを使用する場合)”、および“データベースサーバの運用(データベースにOracleを使用する場合)”を参照してください。

アプリケーション連携実行基盤で使用するデータベースや業務データベースをアプリケーションサーバとは別のデータベースサーバに配置する場合、データベースの停止はアプリケーションサーバ、およびデータベースサーバの両方で実施してください。

3.1.1.3 ジョブの実行環境単位の運用開始

システムの運用を開始したあとに、ジョブの実行環境の運用を開始します。
ジョブの実行環境単位の運用開始は以下の手順で実施します。

参照

ジョブの実行環境単位の運用開始手順の詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ジョブの実行環境単位の運用開始”を参照してください。

3.1.1.4 ジョブの実行環境単位の運用停止

ジョブの実行環境単位の運用停止は以下の手順で実施します。

参照

ジョブの実行環境単位の運用停止手順の詳細は、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ジョブの実行環境単位の運用停止”を参照してください。