バッチ実行機能には、ジョブステップを効率良く多重に実行して、ジョブを高速に処理するための機能として“マルチジョブコントローラ”があります。
マルチジョブコントローラの機能は以下のとおりです。
カスケードモード
カスケードモードは、以下の方法でジョブを高速に処理します。
ジョブステップ間のデータを名前付きパイプの通信(メモリ)にすることにより、ジョブステップ間のファイル入出力による処理時間を軽減します。
名前付きパイプを使用するのと同時に、複数のジョブステップを同数のプロセスで同時実行します。
マルチジョブコントローラを使用する場合
マルチジョブコントローラを使用しない場合
ポイント
ジョブステップ間のデータの受渡しを名前付きパイプによる通信にするため、マルチジョブコントローラを使用しない場合のジョブ実行に比べて、プロセス数、CPU、メモリを必要とします。
参照
マルチジョブコントローラの詳細は、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”の“マルチジョブコントローラ”を参照してください。