JIS規格は5年ごとに改定が行われており、1983年JIS規格改定では、文字の大幅な入れ替え/追加/字形変更が行われました。
この改定への対応は、List Worksクライアント、Webクライアントで使用されるシフトJISコード系文字と、富士通ホストで使用されるJEFコード系文字では以下のように異なっていました。
このため、富士通ホストにおいてJIS規格改定前の文字(JIS 1/2水準領域の文字)を含む帳票を、クライアントに送付した場合、該当する文字が定義されていない場合は、表示/印刷できません。
Charset Managerでは改定前の文字列を旧字体、改定後の文字を新字体と表現しています。
標準コード変換では、旧字体を新字体に変換します。
Windowsサーバにおいて旧字体を旧字体として扱いたい場合、以下の作業を行う必要があります。
サーバおよび各クライアントにJEF拡張漢字サポートをインストールする。
Charset Managerで旧字体コードを利用者定義文字として対応定義する。
事前にJEF明朝フォントの中から必要となるものを選択し、フォントとして登録する。
各クライアントには、旧字体を外字として転送する必要があります。
詳細については、“13.3 富士通ホスト帳票の場合”および“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。