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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能設計・運用ガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

20.1 List Works組込データベースまたはSymfowareの容量監視

保管データベースのデータは、データベーススペースに格納されます。そのため、データベーススペースの領域の使用状況を把握する必要があります。

データベーススペースの領域の使用状況は、以下のスクリプトを使用して把握します。

Windows版の場合
  • List Works組込データベースの場合

    List Worksのインストール先フォルダ\db\lwdb\LWDB\dbsp_checkLWDB.bat
  • Symfowareの場合

    List Worksのインストール先フォルダ\db\symfo\LWDB\dbsp_checkLWDB.bat
Solaris版/Linux版の場合
  • List Works組込データベースの場合

    /opt/FJSVlw-sv/db/lwdb/LWDB/dbsp_checkLWDB.sh
  • Symfowareの場合

    /opt/FJSVlw-sv/db/symfo/LWDB/dbsp_checkLWDB.sh

参考

  • 保管データベースの容量監視は、スーパーユーザで行ってください。

  • Symfowareの場合、作業を行う前に、Symfowareの環境変数を設定する必要があります。

     環境変数の設定方法については、“セットアップガイド”を参照してください。

データベーススペースの領域の使用状況を把握する手順を、以下に示します。

手順

使用しているデータベースシステム

List Works組込
データベース

Symfoware

(1)

スクリプトの複写

○(注)

(2)

スクリプトの修正

(3)

スクリプトの実行

(4)

空き容量の確認

○:必要  -:不要

注:SymfowareがList Worksサーバとは異なるサーバにある場合のみ実施します。


手順1:スクリプトの複写(SymfowareがList Worksサーバとは異なるサーバにある場合)

SymfowareがList Worksサーバとは異なるサーバ(データベースサーバ)にある場合は、スクリプト(dbsp_checkLWDB.bat/dbsp_checkLWDB.sh)をデータベースサーバへ複写します。

Solaris版/Linux版の場合は、スクリプトに実行権が設定されていることを確認してください。実行権がない場合は、chmodコマンドで実行権を付与してください。

 chmodコマンドについては、SolarisまたはLinuxのマニュアルを参照してください。

手順2:スクリプトの修正(Windows版でSymfowareの場合)

Symfowareで、保管データベースのRDBシステム名をLWDB以外に変更している場合は、スクリプト(dbsp_checkLWDB.bat/dbsp_checkLWDB.sh)の以下の箇所(太字下線)を、環境に合わせて修正します。

Windows版の場合
@rem /*------------------------------------------------------------------*/
@rem /*  保管データベースのRDBシステム名を指定します。                   */
@rem /*  RDBシステム名をLWDB以外にしている場合は、環境に合わせて変更して */
@rem /*  ください。                                                      */
@rem /*------------------------------------------------------------------*/
@SET RDBNAME=LWDB

手順3:スクリプト実行

手順2:スクリプトの修正(Windows版でSymfowareの場合)”で修正したスクリプトを実行します。

スクリプトの実行中にエラーが発生した場合は、ログファイル(chkdbsplog_LWDB.txt)を参照し、エラーメッセージを確認します。ログファイルは、スクリプトを実行したカレントフォルダに出力されます。

 エラーメッセージの詳細については、“Symfowareのマニュアル”を参照してください。

手順4:空き容量の確認

スクリプトの実行結果を確認します。

以下の形式の情報がログファイル(chkdbsplog_LWDB.txt)に出力されます。

空き容量が残り少なくなっている場合には、データベーススペースの容量拡張が必要になります。

 容量拡張の方法については、“22.1 List Works組込データベースまたはSymfowareの容量拡張/再構築”を参照してください。