FCB/LPCIを作成して、リスト管理サーバに登録することができます。運用形態に関わらず行うことができます。
FCB/LPCIは、テキストエディタを使用して、以下の記述形式に従って作成します。FCB/LPCIには、管理者に対して読み込み権が必要です。
1行に記述できる制御文は1つだけです。行の継続はできません。
1つの制御文は、1つのキーワードとそのパラメタから構成されます。
キーワードと各パラメタの間は、1つ以上の空白で区切ります。
「#」以降、改行コードまではコメント行とみなされます。また、空白からなる行も、コメント行とみなされます。
キーワードは、必ず1カラム目から開始してください。
FCB/LPCIとして設定できる項目
FCB/LPCIとして設定できる項目には、以下のものがあります。
lpi(必須)
channel
作成するFCBモジュールの行間隔の単位(1/7200インチ)によって間隔の長さを指定します。用紙の先頭から順に任意の行数分指定します。なお、パラメタの記述順序は固定です。
「lpi」の指定は、必須です。
キーワード | パラメタ |
---|---|
lpi | 行間隔 行数 |
用紙の1行を構成する行間隔を、行間の単位(1/7200インチ)によって間隔の長さを指定します。
行間隔で適用される行の数を指定します。行数は省略できません。
本項目が1行も指定されなかったときは、用紙の各行はすべて1200の行間隔(6LPI)が指定されたものとして扱われます。
ページ内の印刷開始行位置と用紙の長さを指定します。
省略した場合は、印刷開始行位置が4行目、用紙の長さが79200(11インチ)となります。
なお、パラメタの記述順序は固定です。
キーワード | パラメタ |
---|---|
印刷開始行位置 用紙の長さ |
ページ内の印刷開始行位置を指定します(省略値:4)。
1論理ページ(FCBで構成しているページ)の縦の長さを単位(1/7200インチ)で指定します(省略値:79200)。
ページ内のチャネル・スキップの位置を指定します。
キーワード | パラメタ |
---|---|
channel | チャネル番号 行数 |
チャネル番号1~12までを指定します。なお、同一行に複数のチャネル番号を指定することはできません。
チャネル番号を指定したい用紙の先頭からの行数を指定します。
チャネル位置1を4行目に設定します。
行間隔を1/6インチ(1200/7200インチ)とし、1~66行まで取ります。
印刷開始位置を4行目に設定し、11インチ(79200/7200インチ)の用紙長です。
# # FCB 2006.08.03 # channel 1 4 lpi 1200 66 print 4 79200
↑ キーワードは、必ず1カラム目から開始してください。
チャネル位置1を4行目に設定します。
チャネル位置2を7行目に設定します。
チャネル位置9を48行目に設定します。
行間隔を1/6インチ(1200/7200インチ)とし、1~66行目まで取ります。
チャネル位置12を66行目に設定します。
印刷開始位置を4行目に設定し、11インチ(79200/7200インチ)の用紙長です。
# # FCB 2006.08.03 # channel 1 4 channel 2 7 channel 9 48 lpi 1200 66 channel 12 66 print 4 79200
↑ キーワードは、必ず1カラム目から開始してください。
チャネル位置1を4行目に設定します。
行間隔を1/8インチ(900/7200インチ)とし、1~84行目まで取ります。
行間隔を1/6インチ(1200/7200インチ)とし、85~87行目まで取ります。
印刷開始位置を4行目に設定し、11インチ(79200/7200インチ)の用紙長です。
# # FCB 2006.08.03 # channel 1 4 lpi 900 84 lpi 1200 3 print 4 79200
↑ キーワードは、必ず1カラム目から開始してください。