オーバレイの変更時に、今まで使用していたオーバレイを1世代前として登録する運用方法から、変更したオーバレイを最新世代として登録する運用方法に変更する手順を説明します。
オーバレイ世代管理方法を変更することによって、オーバレイ世代管理の実行時間が短縮されます。
注意
オーバレイ世代管理方法を変更した場合、変更前の世代管理方法に戻すことができません。
オーバレイ世代管理方法を変更した場合、オーバレイを世代に登録する手順が変わります。オーバレイをList Worksサーバの印刷資源の格納ディレクトリに転送した後に、lvsvovlコマンドでオーバレイの世代を登録します。
以下の手順で、オーバレイ世代管理方法を変更します。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを停止します。フォルダの共有運用を行っている場合は、すべてのList WorksサーバのList Worksサービスを停止します。
lvsetognコマンドを実行します。クラスタ運用を行っている場合は、運用系ノードのList Worksサーバで実行してください。保管フォルダの共有運用の場合はいずれか1台のList Worksサーバで実行してください。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを起動します。保管フォルダの共有運用を行っている場合は、すべてのList WorksサーバのList Worksサービスを起動します。
オーバレイ世代管理方法の詳細については、“17.1 オーバレイの履歴管理の概要”を参照してください。 lwserverコマンドおよびlvsetognコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
lvsetognコマンドを実行すると、運用中のオーバレイは初期世代として登録されます。
初期世代のオーバレイは、世代識別名とバージョンレベルが、システムにより自動的に設定されます。
初期世代は、削除できません。
注:世代識別名およびバージョンレベルは、オーバレイ世代管理方法の変更時に、システムで自動的に設定されます。