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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能設計・運用ガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

6.10 抜き出し検索範囲の設定

定型的な検索を大量に行う場合、抜き出し検索機能を使用できます。抜き出し検索とは、抜き出し検索範囲に対して、高速に検索する機能のことです。抜き出し検索は、あらかじめ抜き出し検索範囲を設定し、帳票を登録した後に実行できます。


抜き出し検索範囲の設定の流れを、以下に示します。

  1. 抜き出し検索範囲の設定を開始する

  2. 抜き出し検索範囲を設定する

  3. 抜き出し検索範囲の設定を終了する


なお、抜き出し検索範囲のプロパティは、必要に応じて変更できます。

抜き出し検索範囲を設定するには

リスト管理サーバの帳票へ抜き出し検索範囲を設定するには、抜き出し検索範囲を設定するアクセス権と抜き出し検索範囲を設定する機能が利用できる必要があります。


抜き出し検索範囲の設定できる帳票

抜き出し検索範囲を設定できるのは、リスト管理サーバの保管フォルダの帳票だけです。

1つの帳票に複数のオーバレイが定義されている場合、すべてのオーバレイに抜き出し検索範囲を設定する必要があります。


注意

Webクライアントを利用して抜き出し検索範囲を設定した場合の注意事項

抜き出し検索範囲の設定は、設定を終了した時点で保存されます。設定中に、以下の操作を行った場合、設定した帳票項目は保存されません。

  • 保管フォルダ・帳票の一覧を表示

  • 検索結果一覧を表示

  • リスト管理サーバから切断

  • Webブラウザを更新

  • Webブラウザの【戻る】、【進む】などの機能を使用して画面を移動

  • Webブラウザを終了