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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能設計・運用ガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

6.9.12 先頭/中間/最後のページごとに異なる範囲の帳票項目を設定する

注意

  • 先頭/中間/最後ページで個々に変更できるのは、縦方向の範囲と位置です。横方向に変更した場合にはすべてのページが変更されます。

  • 連結表示している帳票、または、連結保存した帳票に対して、この設定を行った場合、期待どおりの結果が得られない場合があります。

操作の前に

対象とする帳票

一般アプリ帳票が対象です。帳票が複数のオーバレイを使用している場合は、帳票項目を各ページで設定してください。


操作手順

状態  帳票の先頭ページが表示されています。
  1. 拡張ツールバーの【帳票項目の設定】をクリックし、設定を開始します。
    (【編集】メニュー-【帳票項目の設定】)

  2. 先頭ページの対象とする帳票項目をクリックします。

  3. 項目ツールバーの【帳票項目のプロパティ】をクリックします。

    →【帳票項目のプロパティ】ダイアログボックスが表示されます。

  4. 【共通】タブの「先頭/中間/最後のページごと異なる範囲を指定する」にチェックします。

  5. 標準ツールバーの【次ページへ】をクリックします。(【表示】メニュー-【次ページへ】)

    →帳票項目を保存する旨のメッセージが表示され、「はい」を選択します。

  6. 次ページが表示されたら、帳票項目の縦方向の範囲と位置を変更します。

  7. 標準ツールバーの【最後のページへ】をクリックします。(【表示】メニュー-【最後のページへ】)

    →帳票項目を保存する旨のメッセージが表示され、「はい」を選択します。

  8. 最後のページが表示されたら、帳票項目の縦方向の範囲と位置を変更します。

  9. 拡張ツールバーの【帳票項目の設定】をクリックし、設定を終了します。
    (【編集】メニュー-【帳票項目の設定】)


こんな場合は

◆ 設定後に、手順4のチェックをはずした場合は

帳票項目を設定した後に「先頭/中間/最後のページごと異なる範囲を指定する」のチェックをはずした場合、チェックをはずしたページの帳票項目は、異なる帳票項目として扱われます。この場合、新しい項目名を指定する必要があります。


◆ 設定した帳票項目を削除する場合は

帳票項目を削除した場合、「すべてのページの帳票項目を削除しますか?」のメッセージが表示されます。

  • 「はい」を選択する…先頭/中間/最後ページの帳票項目をすべて削除

  • 「いいえ」を選択する…現在表示しているページの帳票項目のみ削除


例えば、中間と最後ページだけにヘッダ、フッタが存在し、これに対して帳票項目を設定したい場合は、先頭ページで帳票項目を削除し、上記メッセージに「いいえ」を選択します。中間のページ、最後のページの帳票項目は削除されません。


◆ 範囲の適応表

先頭、中間、最後のページで範囲を指定する/指定しないによって、それぞれどの範囲が適用されるかを下表に示します。

先頭ページ

中間ページ

最後ページ

すべてのページに範囲指定する

先頭ページのみに範囲指定する

(先頭ページ)

(先頭ページ)

先頭・中間ページに範囲指定する

(中間ページ)

中間ページのみに範囲指定する

(中間ページ)

中間・最後ページに範囲指定する

先頭・最後ページに範囲指定する

(先頭ページ)

最後ページのみに範囲指定する

○:範囲を指定したページ
():範囲を指定しなかった場合、有効となる範囲があるページ
―:範囲なし