注意
先頭/中間/最後ページで個々に変更できるのは、縦方向の範囲と位置です。横方向に変更した場合にはすべてのページが変更されます。
連結表示している帳票、または、連結保存した帳票に対して、この設定を行った場合、期待どおりの結果が得られない場合があります。
操作の前に
一般アプリ帳票が対象です。帳票が複数のオーバレイを使用している場合は、帳票項目を各ページで設定してください。
操作手順
状態 帳票の先頭ページが表示されています。
拡張ツールバーの【帳票項目の設定】をクリックし、設定を開始します。
(【編集】メニュー-【帳票項目の設定】)
先頭ページの対象とする帳票項目をクリックします。
項目ツールバーの【帳票項目のプロパティ】をクリックします。
→【帳票項目のプロパティ】ダイアログボックスが表示されます。
【共通】タブの「先頭/中間/最後のページごと異なる範囲を指定する」にチェックします。
標準ツールバーの【次ページへ】をクリックします。(【表示】メニュー-【次ページへ】)
→帳票項目を保存する旨のメッセージが表示され、「はい」を選択します。
次ページが表示されたら、帳票項目の縦方向の範囲と位置を変更します。
標準ツールバーの【最後のページへ】をクリックします。(【表示】メニュー-【最後のページへ】)
→帳票項目を保存する旨のメッセージが表示され、「はい」を選択します。
最後のページが表示されたら、帳票項目の縦方向の範囲と位置を変更します。
拡張ツールバーの【帳票項目の設定】をクリックし、設定を終了します。
(【編集】メニュー-【帳票項目の設定】)
こんな場合は
帳票項目を設定した後に「先頭/中間/最後のページごと異なる範囲を指定する」のチェックをはずした場合、チェックをはずしたページの帳票項目は、異なる帳票項目として扱われます。この場合、新しい項目名を指定する必要があります。
帳票項目を削除した場合、「すべてのページの帳票項目を削除しますか?」のメッセージが表示されます。
「はい」を選択する…先頭/中間/最後ページの帳票項目をすべて削除
「いいえ」を選択する…現在表示しているページの帳票項目のみ削除
例えば、中間と最後ページだけにヘッダ、フッタが存在し、これに対して帳票項目を設定したい場合は、先頭ページで帳票項目を削除し、上記メッセージに「いいえ」を選択します。中間のページ、最後のページの帳票項目は削除されません。
先頭、中間、最後のページで範囲を指定する/指定しないによって、それぞれどの範囲が適用されるかを下表に示します。
先頭ページ | 中間ページ | 最後ページ | |
---|---|---|---|
すべてのページに範囲指定する | ○ | ○ | ○ |
先頭ページのみに範囲指定する | ○ | (先頭ページ) | (先頭ページ) |
先頭・中間ページに範囲指定する | ○ | ○ | (中間ページ) |
中間ページのみに範囲指定する | ― | ○ | (中間ページ) |
中間・最後ページに範囲指定する | ― | ○ | ○ |
先頭・最後ページに範囲指定する | ○ | (先頭ページ) | ○ |
最後ページのみに範囲指定する | ― | ― | ○ |
○:範囲を指定したページ
():範囲を指定しなかった場合、有効となる範囲があるページ
―:範囲なし