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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能設計・運用ガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

6.8.2 フォルダを監視して自動で印刷する (ポーリング印刷)

Webクライアントからリスト管理サーバ上の保管フォルダを定期的に監視し、印刷する対象の帳票が存在すると自動的にクライアントの通常使用するプリンタへ印刷します。ポーリング印刷は、リスト管理サーバに帳票を登録する前に、起動しておきます。通常、リスト管理サーバに登録された日時の古い順で印刷されます。

帳票がすでに存在する保管フォルダに対してポーリング印刷を起動した場合、そのフォルダ内にある、すべての帳票(リスト管理サーバに登録済みの帳票も含む)をポーリング印刷します。

ポイント

  • 印刷したデータがオペレーティングシステムのスプーラに入った時点で、ポーリング印刷済みとみなされます。

  • 印刷中のダイアログボックスの【キャンセル】ボタンをクリックした場合、ポーリング印刷済みとみなされます。

  • フォルダを監視する間隔は、Web連携環境設定ファイルで指定します。

操作手順

状態  クライアント端末が起動されています。
  1. Webブラウザを起動して、Web連携機能  ポーリング印刷に割り当てられたWWWサーバのURLをホスト名、FQDN(Fully Qualified Domain Name)またはIPアドレスで指定してください。

    ホスト名の例

    http://サーバ名【:ポート番号】/listworks/jsp/pollingprint/login.jsp

    FQDNの例

    http://server.domain.co.jp【:ポート番号】/listworks/ jsp/pollingprint/login.jsp

    IPアドレスの例 (IPv4のみ)

    http://IPアドレス【:ポート番号】/listworks/jsp/pollingprint/login.jsp

    →【ログイン画面】(Webクライアント)が表示されます。

  2. 必要な項目を指定し、【ログイン】ボタンをクリックします。

    →正しく認証されると、リスト管理サーバに接続し、リスト管理サーバの保管フォルダの一覧【ポーリング印刷画面】(Webクライアント)が表示されます。

  3. 監視するフォルダを選択します。

  4. 【ポーリング印刷】ボタンをクリックします。

    →ポーリング印刷していない帳票があると、印刷を開始します。ポーリング印刷していない帳票をすべて印刷し終わるとフォルダを監視する【ポーリング印刷監視画面】(Webクライアント)が表示され、監視を再開します。

  5. 監視は、以下のタイミングで終了します。

    • リスト管理サーバからログアウト

    • 保管フォルダの一覧画面に戻る


こんな場合は

◆ フォルダの監視を手動で行いたいときは

フォルダの監視を手動で行いたいときは、【監視】ボタンをクリックします。

◆ ポーリング印刷に時間がかかる、または正しくポーリング印刷できないときは

ポーリング印刷で監視対象とする保管フォルダ内にある帳票の数が推奨値を超えている場合があります。推奨値を超えている場合は、印刷した帳票を他の保管フォルダに移動するなどして、保管フォルダ内の帳票数を少なくしてください。

注意

  • ログアウトする場合は、必ず【ログアウト】ボタンをクリックしてから、Web ブラウザを閉じてください。

  • プロキシサーバを使用して手順1のURL に接続する場合には、Web ブラウザでプロキシサーバの設定が必要です。

  • 複数のWebブラウザから同じ保管フォルダにポーリング印刷しないでください。同じ保管フォルダにポーリング印刷した場合、一方のWebブラウザで印刷中の帳票が、他方のWebブラウザでも印刷される場合があります。

  • IPv6環境のWebクライアントで、手順1のURLにIPv6アドレスを直接指定した場合は、正しく動作しません。