ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能設計・運用ガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

6.7.3 帳票の複写

以下のフォルダ間で帳票を複写できます。リストナビを使用して帳票を複写します。なお、Webクライアントでは複写できません。

以下に、帳票の複写について説明します。

 帳票の複写の操作方法については、“操作ガイド”を参照してください。

複写するときに引き継ぐもの

マイ コンピュータの保管フォルダ間、リスト管理サーバの保管フォルダ間で帳票を複写すると、帳票情報(暗証番号や登録有効期間など)や暗証番号がそのまま引き継がれます。

あらかじめ、帳票情報(暗証番号や登録有効期間など)、ページ範囲、オーバレイの複写の有無は、【オプション】ダイアログボックス(リストナビ)-【複写】タブで設定できます。

保管フォルダ内の帳票の、複写後のアクセス権

Windows版の場合

すべてのユーザ(Everyone)に対して、全権限ありが設定されます。

Solaris版/Linux版の場合

複写する以前に設定されているアクセス権は変更されずに、そのまま継承されます。

ただし、上位フォルダのアクセス権との論理積で、複写前と複写後で、アクセス権の状態が異なる場合もあります。


複写時に設定できる項目

リスト管理サーバの保管フォルダからマイ コンピュータの保管フォルダへ帳票を複写する場合は、帳票情報のうち以下の項目を指定し直すことができます。

マイ コンピュータの保管フォルダ間で帳票を複写する場合には、以下の項目を指定できます。

帳票を複写できる保管フォルダのパターンと、複写するときに指定できる項目について、以下に示します。

複写先

保管フォルダの場所

リスト管理サーバ

マイ コンピュータ

複写元

リスト管理サーバ

帳票情報:×
ページ範囲:×
オーバレイ:×

帳票情報:○
ページ範囲:○
オーバレイ:○

マイ コンピュータ

帳票情報:×
ページ範囲:○
オーバレイ:○

○:指定可
×:指定不可

複写時に上記の指定をする場合は、リストナビのオプション(【複写】タブ)の設定が必要です。


オーバレイの複写

オーバレイを複写するときに帳票項目も複写されます。

また、同じ世代のオーバレイがすでにマイ コンピュータに存在する場合には、オーバレイ、帳票項目の情報は複写されません。

Windows版の場合、リスト管理サーバの保管フォルダにある一般アプリ帳票を、マイ コンピュータに複写する場合は、必ずオーバレイも複写してください。

オーバレイの複写についての設定は、リストナビのオプション(【ローカル】タブ)で行います。