MeFt経由によるNetCOBOL との連携を行う場合は、プリンタ情報ファイルに必要な情報を設定します。
プリンタ情報ファイルは、List Worksの固有情報を定義するためのText形式のファイルです。
MeFtで設定したプリンタ情報ファイルに、COBOLアプリケーション(MeFt経由)で出力する帳票をList Worksで運用するための設定をします。
プリンタ情報ファイルの詳細は、“MeFtのマニュアル”を参照してください。
プリンタ情報ファイルに定義するキーの説明を以下の表に示します。
【電子保存装置名の指定(アプリケーションサーバがWindowsサーバの場合)】
アプリケーションサーバがWindowsサーバの場合に、電子保存装置名を半角のダブルクォーテーションで囲んで指定します。このキーは、必須項目です。
例) PRTDRV "FUJITSU ListWORKS Storage"
【電子保存装置名の指定(アプリケーションサーバがSolaris/Linuxサーバの場合)】
アプリケーションサーバがSolaris/Linuxサーバの場合に、電子保存装置名を半角のダブルクォーテーションで囲んで指定します。このキーは、必須項目です。
例) PRTNAME "lwprt"
【プリンタ機種の指定】
アプリケーションサーバがSolaris/Linuxサーバの場合に、出力するプリンタ機種を指定します。List Worksで運用する場合は、「STREAM」を指定します。このキーは、必須項目です。
例) PRTDEV STREAM
【帳票の出力方式】
帳票を電子化するかどうかを、切り分けるためのキーワードです。「LW」を指定します。このキーは、必須項目です。
例) STREAM LW
【電子帳票情報ファイルの物理パス】
電子帳票情報ファイルの物理パス名を、半角のダブルクォーテーションで囲んで指定します。このキーは、必須項目です。
例) [アプリケーションサーバがWindowsサーバの場合] STREAMENV "d:\List\sales\lw.txt" [アプリケーションサーバがSolaris/Linuxサーバの場合] STREAMENV "/home/ncobol/sales/lw.txt"
【印刷形式】
登録された印刷データを、印刷属性を優先させて印刷する場合に指定します。設定できる値は、以下のとおりです。
PO:縦(ポートレート) LA:横(ランドスケープ)
例) PRTFORM PO
【用紙種別】
登録された印刷データを、印刷属性を優先させて印刷する場合に指定します。設定できる値は、以下のとおりです。
F:連帳 C:単票
例) FORMKIND C
【用紙サイズ】
登録された印刷データを、印刷属性を優先させて印刷する場合に指定します。設定できる値は、以下のとおりです。
A3:A3用紙 A4:A4用紙 A5:A5用紙 A6:A6用紙 B4:B4用紙 B5:B5用紙 LT:レター LG:リーガル
例) FORMSIZE A4
注意
印刷データに設定されている印刷属性を優先するには、プリンタ情報ファイルに「PRTFORM」、「FORMKIND」および「FORMSIZE」を定義する必要があります。
プリンタ情報ファイルの記述例を以下に示します。
アプリケーションサーバがWindowsサーバの場合
* * Printer Information File * PRTDIALG Y Print Dialog : YES PRTID "売上げ情報一覧表" PRTDRV "FUJITSU ListWORKS Storage" STREAM LW STREAMENV "d:\List\sales\lw.txt" OVLPDIR d:\List\sales ・ ・
アプリケーションサーバがSolaris/Linuxサーバの場合
* * Printer Information File * PRTDIALG Y Print Dialog : YES PRTID "売上げ情報一覧表" PRTDEV STREAM PRTNAME "lwprt" STREAM LW STREAMENV "/home/ncobol/sales/lw.txt" OVLPDIR /home/ncobol/sales ・ ・