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Interstage List Works V10.4.0 帳票保管活用機能設計・運用ガイド(拡張パッケージ)
FUJITSU Software

4.3 印刷情報ファイルの設定 <NetCOBOLと直接連携する場合のみ>

NetCOBOLと直接連携する場合は、印刷情報ファイルに必要な情報を設定します。

印刷情報ファイルは、FORMAT句なし印刷ファイルを利用して帳票を出力する場合に、出力する帳票の状態制御情報を設定するText形式のファイルです。

この印刷情報ファイルに、COBOLアプリケーションで出力する帳票をList Worksで運用するための設定をします。Windows版の場合は、[PrintInformation]セクションに記述します。

 印刷情報ファイルの詳細は、“NetCOBOLのマニュアル”を参照してください。

キーの説明

印刷情報ファイルに定義するキーを以下に示します。

アプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合は、印刷情報ファイルのキー指定は、半角小文字となります。


STREAM

【帳票の出力方式】

FORMAT句なし印刷ファイルを使用して出力する帳票の出力方式を指定します。

List Worksと連携して電子帳票出力をする場合は、「LW」を指定します。

このキーは、必須項目です。省略した場合、「PR」(通常のプリンタ出力(紙印刷))を指定したものとみなされるので、電子帳票出力されません。

例) [アプリケーションサーバがWindowsサーバの場合]  STREAM=LW
    [アプリケーションサーバがSolaris/Linuxサーバの場合]  stream LW

STREAMENV

【電子帳票情報ファイルの物理パス】

電子帳票情報ファイルの物理パス名を指定します。このキーは、必須項目です。

例) [アプリケーションサーバがWindowsサーバの場合]  STREAMENV=C:\NetCOBOL\SALES\LW.TXT
    [アプリケーションサーバがSolaris/Linuxサーバの場合]  streamenv /home/ncobol/sales/lw.txt

PRTOUT

【プリンタ名】

プログラムで使用する電子保存装置名を指定します。このキーは、必須項目です。

例) [アプリケーションサーバがWindowsサーバの場合]  PRTOUT=PRTNAME:FUJITSU ListWORKS Storage
    [アプリケーションサーバがSolaris/Linuxサーバの場合]  prtout lwprt

DocumentName

【文書名表示】

Windowsシステムが提供するプリントマネージャに文書名を表示したい場合に指定します。指定可能な文書名は、128バイト以内の英字、数字、カナ、または日本語の組合せでなければなりません。

なお、環境変数情報「@CBR_DocumentName_xxxx」の指定が有効な場合、この指定は無視されます。

例) [アプリケーションサーバがWindowsサーバの場合]  DocumentName=売上げ情報一覧表
    [アプリケーションサーバがSolaris/Linuxサーバの場合]  documentname 売上げ情報一覧表

記述例

印刷情報ファイルの記述例を以下に示します。