帳票のファイリングを行うかどうか設計します。
帳票のファイリングを行う場合、以下の項目について検討します。この情報は、ファイリングフォルダの作成時に有効になります。
帳票のファイリング先をどこにするか(ハードディスク、MO、CD-R)
どの帳票をファイリングするか
リスト管理サーバ上にある帳票をファイリング(Windows版/Solaris版のみ)
マイ コンピュータ上にある帳票をファイリング
また、CD-Rにファイリングする場合は、専用のファイリングパソコンを用意する必要があります。
注意
帳票のファイリングの設計時の注意事項
以下を考慮して設計してください。
ファイリング実行中は、ファイリング対象のフォルダに対して帳票のアクセスはしないでください。
ファイリングを行う場合、リスト管理サーバのポート番号は「9243」と設定してください。ポート番号は【リスト管理サーバの環境設定】ダイアログボックスの【接続】タブで設定します。初期値は「9243」です。
リスト管理サーバの装置フォルダにファイリングを行った場合、帳票のファイル名は、List Works内で割り当てられたランダムな8文字の英数字として管理されます。マイコンピュータの装置フォルダにファイリングを行った場合、対象の帳票のファイル名がそのまま適用されます。
List Works Filling ServiceはList Worksサービスと1対1の対応になっています。このため、1つのList Works Filling Serviceは、同時に複数のリスト管理サーバ(List Worksサービス)と接続できません。
1つのList Works Filling Serviceが複数のリスト管理サーバと接続する場合、ファイリング処理が終了した後にList Works Filling Serviceを再起動し、次のリスト管理サーバとのファイリング処理を行ってください。
ファイリング時にFTPエラーが発生する場合は、ネットワーク環境が正しく設定されているか確認してください。
リスト管理サーバにネットワークアダプタが複数設置されている場合、ファイリングサーバやファイリング用パソコンは優先度の高いネットワークアダプタに接続してください。
ファイリングした媒体をリスト管理サーバの保管フォルダとして定義することはできません。マイ コンピュータの保管フォルダとして定義して参照してください。
パスワードが14バイトを超えるユーザは、ファイリング用パソコンのハードディスク、MO、およびCD-Rへのファイリングはできません。
Linux版の場合、オーバレイの履歴管理が有効な帳票をファイリングして、帳票を参照するには、参照するクライアントでもオーバレイの履歴管理を有効にする必要があります。