List WorksクライアントおよびWebクライアントでは、帳票出力アプリケーションが作成した帳票の印刷可能域内にあるデータを表示します。List Worksクライアント(リストビューア)の印刷プレビューでは、印刷可能域と印刷禁止域が表示されます。このため、帳票の表示画面と印刷プレビューの画面では、表示結果が異なる場合があります。
帳票のページ内における、印刷可能域と印刷禁止域のイメージを以下に示します。
List Worksにおける印刷可能域と印刷禁止域の扱いについて、以下の留意事項があります。
印刷禁止域にある印刷データは、List Worksで正しく表示・印刷されない場合があります。List Creatorデザイナ、またはFORMで作成した帳票定義体の余白を確認し、印刷データが印刷可能域におさまるように設計してください。
List Worksでの帳票データの検索では、印刷禁止域にあるデータは検索対象となりません。
なお、List Creator帳票の場合は、帳票データ転送アダプタの環境設定ファイル(lwpaenv.ini)で「ViewPaperSize=1」を設定すると、用紙サイズの全体が表示されるため、印刷禁止域にあるデータも表示されます。
帳票データ転送アダプタの環境設定ファイル(lwpaenv.ini)の設定方法については、“セットアップガイド”を参照してください。
List Worksでは、空白行があると、その行を無視して次の行までを1行とみなします。その結果、段組帳票に対する検索を行うとずれが生じます。複数の行で1つの情報を表す段組帳票の場合は、各行に必ず1つは印刷データ(空白以外)が出力されるようにしてください。
帳票定義体、またはI制御で余白(とじしろ、印刷原点位置)を設定している帳票を登録した場合、帳票を参照する際に、余白がない状態で表示されます。余白の設定値は印刷時に有効となります。